秦野 出雲大社相模分祠で絶景の桜 ヤギ 森 みち 名水 縁結びをいまこそ体感! 線路沿いの神秘なネイチャーパークへ、小田急電車で行こう! 4/8.9 秦野元気まつり 春の陣 2023も開催【フォトレポ】
こ、こ、こ、こんなに美しいニッポンの原風景が、小田急線の線路沿いにあったとは……。
しかも、桜が満開、湧き水がわく神秘的な森、小鳥の鳴き声、地元産の食材やスイーツ、そしてメエエエ…と呼びかけるヤギ。
なんて居心地がいいんだ。もう正直、ずっといれる。夜桜もめっちゃキレイだし……。
ここは「関東のいずもさん」こと、出雲大社相模分祠 絶賛 桜まつり中!
ここは小田急線 秦野駅の副駅名にもなっている、出雲大社相模分祠。「関東のいずもさん」と地元のオアシスとして親しまれている、“名園”。
小田急線の駅や電車のサイネージなどに映る“秦野の憩いの場”で、関東屈指の桜の名所としても知られている。
ここ出雲大社相模分祠は、いままさに桜満開の時期で、4月16日まで「南はだの村 桜まつり」が開催中!
また4月8・9日には、満開の桜の下でよさこいを奉納する「秦野元気まつり 春の陣 2023」も開催されるってことで、出雲大社相模分祠 草山清和 分祠長といっしょに境内を歩いてみた。
縁結び、医薬、環境の神……島根県 出雲大社の分祠
特急ロマンスカーで新宿から秦野(副駅名:出雲大社相模分祠)へ、1時間、運賃700円+特急料金750円。
出雲大社相模分祠(いずもたいしゃ さがみぶんし)は、縁結びの神様として知られ、出雲大社教の分祠。明治21年(1888年)にここ神奈川県 秦野市(はだのし)に祀られた神社。
出雲大社は、商売繁盛、学問、厄除けなど人々の生活の全般にわたる御利益があるといわれ、この「天下でもっとも御利益のある神」に全国から、世界各地から、旅人が訪れる。
とくに縁結びの神としての御利益は世に広く知られ、また医薬の神、環境の神としても厚い信仰を集めている。
出雲大社相模分祠では、ダイコク様の愛称で親しまれている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)や事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)を祀り奉り、島根県まで行かずとも関東で出雲大社に参拝することで、ご神徳・ご利益を授かることができるという。
年間を通していろいろなお祭りが催されるここ出雲大社相模分祠で、春の一大イベントといえば↓↓↓
秦野 出雲大社相模分祠「南はだの村 桜まつり」夜桜も最高!
桜が咲く時期は、いつにも増して、Z世代からファミリー、シニアまで、多くの人が訪れてその絶景と神秘を体感するのが、出雲大社相模分祠「南はだの村 桜まつり」。
ことしは4月16日まで開催してるけど、満開のいまが超みごろ!
境内の中心にある高さ20mの巨大ソメイヨシノのもとには、桜まつり限定御朱印、秦野名水仕込みの甘酒、地元野菜、秦野名物スイーツなども販売。出雲大社相模分祠 人気の縁起物「立春大吉」(りっしゅんだいきち)を求めにこの春の時期に訪れる人もいる。
鳥居の横には、ヤギのモモちゃんもいて、メエエ〜という声といっしょにみる境内・鳥居・桜・森のコラボレーションは、絶景。夜には桜の提灯ライトアップもあるから、1日じゅうゆっくり楽しめる。
また、出雲大社相模分祠すぐ近くの、神奈川県で一番長い桜並木「はだの桜みち」では、全長6.2km、合計700 本の桜が咲き乱れる“チェリーロード”も忘れずに立ち寄って!
4月8・9日は「秦野元気まつり 春の陣 2023」も開催!
また、この出雲大社相模分祠で4月8・9日、満開の桜のもとで「よさこい」を奉納する「秦野元気まつり 春の陣 2023」も開催!
『秦野を元気づけたい』という想いで2019年から行われている「秦野元気まつり」は、県内外の予選会を勝ち抜いた実力ある「よさこい」チームが“いずもさん”に大集結。
なんと、全国から50チーム1000名以上が集まるほど人気ということで、全国から「よさこい」ファンが集まる名物イベントとして定着している。
ガチ勝負の熱くて泣ける「よさこい奉納」をみるなら、いま秦野 出雲大社相模分祠だ。
開催時間は、4月8日が 10:00~18:30、4月9日が 10:00~20:00。露店やキッチンカーなども出店し、マルシェも開かれるから祭り好きは要チェック。
しかも両日とも秦野駅から無料送迎シャトルバスも運行されるから、「秦野元気まつり 春の陣 2023」は小田急電車で行こう!
人の心を癒やし、無になれる、パワーをくれる「千年の杜」
そして、「ここにいると時間が経つのを忘れてしまう」「ここだったら何時間でも過ごせる」と想わせる、出雲大社相模分祠の最大の注目ポイントが、境内左手にうっそうと生い茂る森「千年の杜」。
この「千年の杜」は、2007年、約1700人の手によって植樹された「ふるさとの木によるふるさとの森」としてつくられた神秘の森。
国の内外で「本物の森づくり」を手掛けた横浜国立大学 宮脇昭 名誉教授が指揮し、シイ・タブ・カシ類などの照葉樹を中心に、ヤマザクラやイロハモミジといった日本古来の樹木が混植・密植されていて、それぞれが強い生命力をもって自生している姿に、人間の心が癒やされ、またパワーをくれる。
しかもこの森には湧き水がわき出ていて、おだやかなせせらぎのなかに身をまかせて、ゆっくりじっくり、「無」になれる。
メダカやドジョウ、ホタルなどが生息するほど清らかで、保健所の調査を毎年実施しそのまま飲めることから、お水取りに訪れる参拝者の姿も……。
「千年の杜」には、慶長年間から湧水する秦野名水がこんこんと…
名水の里 秦野 丹沢山地と大磯(渋沢)丘陵に囲まれた秦野盆地は、神奈川県で唯一の盆地。
その地下構造は地下水を貯めておく「天然の水がめ(地下水盆)」とも称され、約7億5千万トンの地下水が蓄えられ、「秦野名水」として市内のいたるところで湧き出ている。
この境内の湧き水「ゆずりの水」は、慶長年間から湧水する秦野名水。
環境省 名水百選 選抜総選挙の「おいしさがすばらしい名水部門」で全国一位にもなった環境省選定名水百選秦野盆地湧水群のひとつ。この名水をたしなむ時間も忘れちゃいけない!
―――小田急線線沿いの神秘なネイチャーパーク、出雲大社相模分祠。
草山清和 分祠長が「祭りは、緊急時を想定したトレーニング」という意味が、「南はだの村 桜まつり」でやっとわかった気がする。
絶景の桜、神秘の森、秦野名水、縁結の神様、ヤギのモモちゃんの気持ちを、いまこそ出雲大社相模分祠で体感してみて。