神奈川県箱根の初夏の風物詩、箱根登山鉄道の観光電車「夜のあじさい号」の運転が、2023年6月17日から始まった。台風による一部不通や新型コロナを受けた中断を乗り越えて、2019年以来4年ぶりの復活。

箱根湯本から終点の強羅まで、登山鉄道の線路脇のあじさいはざっと7000本。箱根湯本と強羅にはざっと450メートルの高度差があり、季節が進むに連れて花の鑑賞スポットも高地に移るのがポイントだ。

登山鉄道によると、6月中は箱根湯本―大平台間が見ごろ。7月に入ると、大平台から先の強羅までに移る。

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歴史をたどれば、登山鉄道沿線のアジサイは1973年頃、関係者有志が植栽したのが始まり。夜のライトアップと、座席指定の「夜のあじさい号」の運転は1994年からで、2010年には神奈川県観光協会が選定する、第1回かながわ観光大賞の観光プロモーション部門の大賞を受賞している。

夜のあじさい号は、座席に座ったまま幻想的な風景に浸れる。箱根湯本ー強羅間に5ヶ所あるライトアップスポットでは、電車内の照明を落として徐行運転し。鑑賞・撮影タイムを確保する。

あじさいのライトアップは7月9日までで、点灯時間は毎日18時30分~22時。箱根湯本ー強羅間(途中下車不可)の夜のあじさい号は7月2日まで、1日1往復または2往復のダイヤで運行する。

記事:上里夏生

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