※2023年10月撮影

トップ画像は「高宰神社」境内から「真覚寺」を見ています。手前が「心字池」です。

「高宰神社」の前を北西に歩きます。「真覚寺」の鐘楼があります。

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※2023年10月撮影

寺号標は「真言宗 智山派 常光山 真覚密寺」となっています。

※2023年10月撮影

「山田駅」から【駅ぶら】した「廣園寺」の前に「歴史と文化の散歩道」がありました。そこに「山田川沿いの入り組んだ地形の中に、臨済禅寺の古刹広園寺、蛙合戦で有名な真覚寺など彼ら中世武士と深い関わりのある古寺が点在している。」と記されていました。ここで言う中世武士とは、平安後期武蔵国を中心に活動した「武蔵七党」と呼ばれる武士団、就中最大規模を誇った横山党のことです。

立派な本堂。閑かな佇まいです。

※2023年10月撮影

本堂前の石仏、優しそうなお地蔵さんがならんでいます。

※2023年10月撮影

「心字池」があります。八王子市の案内に拠れば、かつてこの池に多くのヒキガエルがいて盛んに鳴き交わした事から、「蛙合戦」と呼ばれました。しかし昨今の急速な宅地化でヒキガエルは激減してしまった様です。

※2023年10月撮影

池の奥に綺麗な朱の観音堂がありました。

※2023年10月撮影

「真覚寺」の北側に「大室神社」があります。何とも華やかな神社です。

※2023年10月撮影

ここの神様にもご挨拶。

※2023年10月撮影

古くは奥方のことを「室」と言いました。どうやら「高宰神社」に祀られている高貴な方の奥方様が祀られ「大室神社」と呼ばれている様です。

※2023年10月撮影

次回は「万葉公園」に行きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)