胸キュンのストーリーが刺さる「6分の恋」キービジュアル(画像:JR九州)

現代若者の情報アクセス手段といえば、何といってもSNS。検索サイトで〝ググったり〟、お気に入りのハッシュタグを見つけ出そうと〝タグったり〟……。

そんな年代層の人たちにも鉄道を身近に感じてもらおうと、JR九州が新しいPR作戦に乗り出した。ファンの多いTikTokに開設した公式アカウントのネーミングは「Re:ジャーニー」。人生を旅に見立て、繰り返しを表す「Re」を冠して「(駅や列車は)何度でも感動できる再出発の場でありたい」の思いを込めた。

TikTokで配信するのは縦型ショートドラマ。一般の動画に比べ、移動中や外出先でも気軽にスマホ視聴してもらおうと知恵を絞った。配信第1弾のタイトルは「6分の恋」。動画に駅や列車は登場するものの、企業PR色はほとんどゼロ。ショートドラマとして楽しめる。

甘酸っぱさを感じさせるストーリーで、前後編の2本立て。女子高生が通学の電車で見掛けた男子学生に淡い恋心を抱く。しかし、心を告げられないまま、相手はいつしか消えていた。果たして思いは届くのか……。

動画を制作したのはご当地、九州の人気クリエーターチーム「福岡ドットコム」。2023年結成で、役者と制作陣5人がメンバー。地元局や地方銀行をテーマにしたショートドラマで評判を呼ぶ。

「6分の恋」でネット検索すれば視聴可能。JR九州は、いわゆる聖地巡礼による撮影地訪問も期待する。

JR九州と動画ではもう一題、同社の全面協力で、人気D&S(観光)列車や地域の魅力を紹介する新番組「わくわく旅、九州」の放送が2026年の年明けから始まっている。

RKB毎日放送のミニ紀行番組で、2026年3月28日まで毎週土曜日18時55分からの5分間(変更日もあり)。RKBの公式YouTubeでも視聴できる。

福岡ドットコムメンバー

記事:上里夏生

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