鉄道ファンやカメラ愛好家に向けた、粋なアップサイクルアイテムの登場です。東京メトロは、約30年にわたり親しまれた丸ノ内線02系引退車両のシート生地を再生した、「一眼カメラ用ネックストラップ」を発売しました。
PENTAXブランドのリコーイメージング、そしてストラップの名門「蔵CURA」とのトリプルコラボにより実現 。耐久性抜群のシート生地に、実際の制服の袖章タグ を組み合わせたこだわりの逸品です。第2次販売は2月16日正午より開始されましたが、限定商品のため申し込みはお急ぎください。この商品の詳細と、東京メトロのアップサイクルの取り組みなどをご紹介します。

30年にわたり活躍した丸ノ内線02系を再利用した貴重な商品

丸ノ内線02系は、1988年から新型車両2000系の導入まで、約30年にわたって運行した車両です。帝都高速度交通営団の時代に開発され、無塗装のアルミ車体に赤い帯を配した外観が特徴でした。

丸ノ内線02系

東京メトロは、丸ノ内線02系の引退車両で使われていたシート生地を活用した、一眼カメラ用ネックストラップを数量限定で販売を行うものです。ストラップは普通席と優先席の2種類。東京メトロの制服に採用される袖章タグやロゴ入りのオリジナル織ネームも取り入れたとしています。シート生地は洗浄したうえで、東京・足立区の職人が1点ずつ手作業で縫い合わせて製作。東京で活躍した車両の素材を、東京で作り上げる〝Made in Tokyo〟の取り組みだということです。

耐久性に優れ、頑丈な「シート生地」

この商品に生まれ変わるのは、車両のシート生地です。毎日何千人もの乗客を支えてきた強靭な生地は、重量のあるフルサイズ一眼レフを支えるのにこれ以上ない素材ともいえるでしょう。

丸ノ内線02系座席シート生地 一眼カメラ用ネックストラップ(画像:東京メトロ)

申し込み受付中!お早めに!

この商品の第1次販売では、各150本ずつの申し込み受付を行いすでに終了。現在は、第2次の購入申込受付が、2月16日正午から東京メトロのグッズ通販サイト「メトロの缶詰」で開始されています。
販売予定数は普通席80本で優先席80本と限りがあるため、売り切れ次第で受付が終了になります。入手をお考えの方は、お早めのお申し込みをお勧めします。

02系の車両部品と商品展示も

都新宿区四谷にある、PENTAXクラブハウスでは、実際に使用されていた02系の車両部品と共に、この商品を期間限定で展示しているそうです。展示は、2026年3月13日の営業終了まで。
・PENTAXクラブハウス:東京都新宿区四谷本塩町4−8 パーシモンビル1F、東京メトロ丸ノ内線・南北線四ツ谷駅から徒歩3分

東京メトロのアップサイクル事業

東京メトロは引退車両の廃材再利用などを進める「東京メトロアップサイクルプロジェクト」を推進していて、これまでも02系のシート生地を活用したポーチなどの小物を製作・販売してきました。東京メトロは今後もアップサイクル商品の企画と商品化を進め、利用者への新たな価値提供を目指すとしています。

シートからのアップサイクルの工程(写真:東京メトロ)

今回のアップサイクルプロジェクトは、単なる廃材利用ではなく、東京の地下を支えた02系の魂を写真という新しい文化に繋ぐ素敵な試みです。
第1次販売分は即完売となるほどの人気でしたので、第2次販売がラストチャンスとなるかもしれません。お気に入りのカメラに、丸ノ内線の記憶を纏わせて。2026年の春、新しく生まれ変わった「 Made in Tokyo」のストラップとともに、街の風景を切り取りに出かけてみてはいかがでしょうか。
(写真:東京メトロ)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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