
京浜急行電鉄(京急)は、駅ホームからの転落や列車接触事故を防ぐため、2026年度中に同社として過去最多となる新規12駅でホームドアの運用を開始します。
8月の雑色駅・糀谷駅・京急久里浜駅(3・4番線)を皮切りに、八丁畷駅、大鳥居駅、大師線の各駅、そして2027年3月の弘明寺駅や県立大学駅まで順次稼働予定。さらに羽田空港第3ターミナル駅では、国内最大級となる75インチの「ホームドア内蔵型デジタルサイネージ」を備えた更新工事も進められています。
2026年度に設置される全12駅の詳しい運用開始スケジュールや、既存21駅の整備状況、羽田空港駅の最新設備などをお伝えします。
2026年度に京急線過去最多12駅でホームドア運用開始
通過列車のスピードが速い京急だからこそ嬉しい!雑色駅・糀谷駅・京急久里浜駅など12駅の設置時期
京急の優等列車は、 立会川〜横浜間などで最高120km/h運転が行われているように、関東の私鉄の中でもトップクラスのスペードで走行することでも知られています。速い速度で列車が通過する京急線を利用されている方にとっては、駅ホームの安全性向上に関しての非常に興味深い話題となるのが、このホームドア設置のニュースです。

京急では、ホームからの転落や列車との接触事故を防止し、より安全で快適に駅を利用できるようホームドア設置工事を精力的に進めてきています。2026年度には、同社として過去最多となる新規12駅においてホームドアの運用が開始される予定です。

普段利用する駅が順次安全になっていくことで、身近な移動の安心感が一段と高まりそうですね。
2025年度末時点で設置完了している京急線21駅はどこ?
京急線では、2025年度末時点で、既に下記の21駅においてホームドアの設置が完了しています。

【設置完了済みの21駅一覧】
青物横丁駅、平和島駅、大森町駅、梅屋敷駅、京急蒲田駅、六郷土手駅、京急川崎駅、京急鶴見駅、生麦駅、京急東神奈川駅、横浜駅、日ノ出町駅、上大岡駅、金沢文庫駅、金沢八景駅、追浜駅、汐入駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅、大師橋駅、小島新田駅
利用する予定アのある方は、どの駅が含まれているかを確認してみましょう。
羽田空港第3ターミナル駅のホームドア更新
羽田空港第3ターミナル駅2番線に導入されるデジタルサイネージと工事概要
新規設置駅の拡充だけでなく、すでに設置されている駅設備のアップデートも実施されています。
空港線の羽田空港第3ターミナル駅(1番線・2番線)では、2026年6月~10月にかけてホームドア更新工事が進行中です。

今回の工事はナブテスコ株式会社が施工を担当し、既存設備を活用して1両分ずつ順次更新を進める手法が採用されています。これにより、駅利用者への影響を最小限に抑える配慮がなされています。
さらに2番線には、更新に合わせて「ホームドア内蔵型デジタルサイネージ」が新しく導入される計画です。日中時間帯には一部ホームドアが休止する箇所も生じますが、現場には監視員が配置され安全確保の体制が万全に整えられています。

2026年度で何が変わる?路線別の整備傾向と利用時の注意点
2026年度の整備により、特に「大師線」と「空港線」のホームドア整備率が一気に跳ね上がります。
・京急本線:雑色駅(8月)、杉田駅(9月)、八丁畷駅(10月)、弘明寺駅(3月)、県立大学駅(3月)
・空港線:糀谷駅(8月)、大鳥居駅(12月)(※すでに設置済みの京急蒲田・羽田空港両駅と合わせ、主要駅の網羅が進展)
・大師線:港町駅(11月)、鈴木町駅(12月)、川崎大師駅(3月)、東門前駅(3月)(※設置済みの大師橋・小島新田と合わせ、大師線ほぼ全駅で整備完了へ)
・久里浜線:京急久里浜駅(3・4番線が8月、1・2番線が2月)
これまで着実に安全対策が進められてきた実績の上に、2026年度の12駅追加が加わる形です。京急線全体の安全性がより高まっていく未来に期待が膨らみますね。お出かけや通勤通学の際は、新しく整備されるホームドアや現地の安全案内にも注目しながら、安心で快適な京急線の旅を楽しんでみませんか?
(画像:京浜急行電鉄)
鉄道チャンネル編集部
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