
JR大阪駅の西側で続いてきた駅ビルや高架下の整備が、完成を迎えます。JR西日本などは西口改札前に、新たな飲食エリア「バルチカM(エム)」を開業します。
JR西日本は2023年3月、大阪駅に新たな地下ホームと西口改札を開設しました。JR西日本グループなどは24年7月に「イノゲート大阪」と「KITTE大阪」、25年3月に「うめきたグリーンプレイス」を開業。駅の西側やうめきたエリアで、周辺施設を結ぶ通路や広場も整備してきました。
開業は2027年3月の予定です。店舗面積は約2200平方メートルで、飲食店や食品を販売する店など14店舗が入ります。隣接する「KITTE大阪」や「バルチカ03」、高架下の「エキマルシェ大阪ウメスト」に、新たな飲食エリアが加わります。
西口から駅ビルへ 地上通路とデッキでつなぐ
JR西日本は24年7月9日、西口改札の全面利用を始めました。11番のりばと改札を結ぶエレベーターとエスカレーターも整備しています。
西口改札前の地上通路からは、イノゲート大阪とJPタワー大阪を南北に行き来できます。ノースゲートビルディングとイノゲート大阪の2階も、歩行者用デッキでつながっています。

バルチカMにはどう行けばいいの?
「バルチカM」が誕生する西口エリアは、従来の「中央口」や「桜橋口」からさらに西へ進んだ場所にあります。11番のりば等から直結する新改札(西口)を利用すれば、雨に濡れずに直接アクセス可能。隣接する「KITTE大阪」や「イノゲート大阪」とも歩行者用デッキ等で繋がっており、各ビルのグルメエリアをハシゴする楽しみ方もできそうです。

ALBi閉館から約6年半 駅西側の整備が一区切り
JR西日本は、2020年8月の「ALBi(アウトドアのアルビ)」閉館から、新改札口や駅ビル、高架下の開発を進めてきました。同社は「バルチカM」の開業で、この一連の整備が完了するとしています。
国土交通省は2021年、駅西側にビルや改札口、バスターミナルなどを整備する事業計画を認定しました。西側地区へ移動しやすくすることや、広場を設けて駅周辺を歩いて回りやすくすることを、整備の狙いに挙げています。

「バルチカM」は、ルクア大阪の「バルチカ」、イノゲート大阪の「バルチカ03」に続くシリーズの第3弾です。
イノゲート大阪で人気を博している「バルチカ03(おっさん)」がビジネスマン向けであるのに対し、今回の「バルチカM(Madame、マダム)」は大人の女性向け。落ち着いた空間での女子会や、仕事帰りのちょっとしたご褒美ディナーなど、シーンに合わせた使い分けが期待されます。