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INAC神戸の新スタジアム誕生へ!最大1万人規模で温浴施設やカフェ併設、六甲アイランドのマリンパーク駅そば、2029年8月頃の開業めざす

INAC神戸の新スタジアムの完成イメージ
神戸・六甲アイランドの南側、六甲ライナーの終点マリンパーク駅のそばに、収容8,000〜1万人規模のサッカースタジアムを造る計画が動き出しました。女子サッカー・WEリーグの強豪「INAC神戸レオネッサ」がメインスタジアムとして使う施設で、2029年8月ごろの開業をめざします。
スタジアムの周りには、温浴施設やランニングステーション、フィットネスをそろえたウェルネス施設、レストランやカフェも入る予定です。試合のない日でも、ひと汗かいてお風呂に入り、海沿いでお茶をして帰る。そんな島の新しいおでかけ先になりそうです。
神戸市が公表した事業計画の詳細や選定の背景、駅周辺のアクセス環境を詳しくご紹介します。

収容8,000〜1万人、温浴施設やカフェ、スポーツ体験ルームも

INAC神戸の新スタジアムを正面から見た完成イメージ
スタジアム正面の完成イメージ。計画時点の予想図のため、変更になる場合があります(画像:神戸市)

神戸市が公表した計画の概要(予定)は、次の4つです。
中心になるのは、INAC神戸のメインスタジアムで、収容人数は8,000人〜1万人規模を見込みます。完成イメージでは、「INAC KOBE」の文字を描いた赤い屋根がスタンドを覆う姿で描かれています。
2つめはウェルネス施設で、温浴施設、ランニングステーション、フィットネスを備えます。3つめはレストランやカフェなどの商業施設。4つめは「ファンスポーツルーム」と名付けた、「遊び」を通じてスポーツを体験できる部屋です。
完成イメージは計画時点の予想図で、変わる場合があると市は注記しています。各施設の規模や営業時間、料金はまだ発表されていません。

場所は向洋町中九丁目、マリンパーク駅と神戸国際大学のすぐそば

六甲アイランド南側の対象地の位置図
赤く塗った部分が対象地。左上の「デカパトス(マリンパーク駅)」の南東にあたります(画像:神戸市「位置図」より切り出し)

対象地は、神戸市東灘区向洋町中九丁目1番1の一部で、広さは31,333平方メートルです。
市が公表した位置図では、六甲アイランドの南端近くにあり、北西側に六甲ライナーのマリンパーク駅、西側に神戸国際大学、南側に海沿いの六甲マリンパークが並びます。六甲ライナーはJR住吉駅と阪神魚崎駅からマリンパーク駅までを結ぶ新交通システムで、マリンパーク駅は終点にあたります。

ただし、駅からの徒歩分数や、試合日の観客の流れ、六甲ライナーの輸送対策などは、市の資料には書かれていません。試合のある日に駅がどれだけ混むかは、今後の発表を待つ必要があります。

応募は1者、83.6点で優先交渉権者に

神戸市は、六甲アイランドの市有地に文化・教育・スポーツなどの、にぎわいや集客を生む施設を自ら建て、管理・運営する事業者を募っていました。

募集要項の配布は2026年6月1日から7月31日まで、申し込みは7月27日から31日まで受け付け、9月1日に資格審査とプレゼンテーションを行いました。応募は1者で、選考委員会が事業計画などを審査した結果、100点満点中83.6点で優先交渉権者に決まりました。

優先交渉権者は、ウイングトワ株式会社を代表企業に、アイナックフットボールクラブ株式会社と株式会社村上工務店が加わる3社の共同企業体です。

六甲アイランド市有地貸付(文化・教育・スポーツ等施設用地)【概要】
所在地:神戸市東灘区向洋町中九丁目1番1の一部
貸付面積:31,333平方メートル
貸付期間:20年
年額賃料:82,719,120円
用途地域:商業地域(建ぺい率80%、容積率200%)
計画(予定):INAC神戸のメインスタジアム(収容8,000〜1万人規模)、ウェルネス施設(温浴施設、ランニングステーション、フィットネス)、商業施設(レストラン、カフェ)、ファンスポーツルーム
開業時期:2029年8月ごろ(予定)
優先交渉権者:ウイングトワ株式会社(代表企業)、アイナックフットボールクラブ株式会社、株式会社村上工務店の共同企業体
発表:神戸市 都市局内陸・臨海振興課(2026年10月9日)

六甲アイランドはどんな島?

六甲アイランドは、神戸市東灘区の沖に造られた人工島です。島の中央を六甲ライナーが南北に走り、マンションや学校、ホテル、美術館などが集まる住宅と商業の街になっています。

神戸市東灘区のJR住吉駅から六甲アイランドにあるマリンパーク駅を結ぶ「六甲ライナー」(写真:PIXTA)

島内では別の市有地でも、屋外プール施設などを整える事業者の優先交渉権者が決まっています。スタジアムと温浴施設がそろえば、六甲ライナーに乗って島の南端まで出かける理由がひとつ増えそうです。

JR住吉駅や阪神魚崎駅から六甲ライナーに乗り換えて、試合観戦と温浴をセットで楽しむ休日を、2029年の楽しみに加えてみてはいかがでしょうか。
※内容は2026年10月9日の神戸市の発表時点の情報で、計画は予定です。今後変更になる場合があります。
(画像:神戸市、PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)

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