下館を出発した真岡鐵道真岡線はひぐち駅を出ました。

久下田(くげた)駅。相対式2面2線。真岡鐵道のホームページによれば「クゲ」とは「鵠(クグイ)」、白鳥の古名で「久下田とは白鳥が水田に棲みついたことを嘉祥とする記念地名である。」とありました。

ずいぶん立派な駅舎があります。1996年(平成8年)に改築された駅舎です。駅舎にはギャラリーホールを備えた多目的施設「さくらホール」が併設されています。

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駅名標を見ると隣の「ひぐち」駅が「Higuti」、「寺内」駅が「Terauti」と表記されています。

寺内駅。「SLもおか」停車駅です。真岡鐵道ホームページによれば「寺内の人々が大野原の開拓をした土地で、新寺内と称しているが、駅名は、開拓した人々の所在地を命名した。」とのことです。

1912年(大正元年)の開業以来なのでしょうか、古くて良い感じの駅舎がありました。

駅名標。ここは「Terauchi」と表記されています。

不思議な建物が見えてきました。蒸気機関車を模した真岡駅駅舎です。駅舎には真岡市情報センター、真岡駅前交番、真岡鐵道本社が併設され、関東の駅100選にも選ばれています。

車両基地があるので車両がたくさんあります。右にはSL(D51 146)も見えています。

「SLもおか」で使用される客車が駐まっています。一番手前はオハ50。3両の客車はJR東日本から譲渡されたものです。

駅名標。

真岡駅を出ると線路は再び単線になります。左奥は車庫でしょうか。

北真岡駅。ホーム上に待合室があります。

今日はここまでにして、【私鉄に乗ろう 08】真岡鐵道 その3 西田井駅〜市塙駅 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)