※上信電鉄500形電車第1編成 元西武鉄道新101系電車を2005年(平成17年)導入

このままどんどん山の中に入っていくのか?と思っちゃいます。

1.1kmで山名駅。島式ホーム1面2線で交換可能。

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駅名標。1897年(明治30年)開業。室町時代に西国で栄えた山名氏発祥の地で駅所在地名が山名町。応仁の乱西軍総大将山名宗全(持豊)一族の本貫。

簡易委託駅なので週末以外は駅員さんがいます。撮影したのは木曜日。

耕地が広がっていますが、次の駅の周囲に住宅があります。

0.9kmで西山名駅。

ホームに駅名標が見当たりません。1930年(昭和5年)の開業時は水泳場前駅でした。上信電鉄が近くを流れる鏡川を堰き止めて大きなプールを観光施設として作ったのです。しかし戦時下には自粛で閉鎖され駅名も入野駅に改称されます。そのままプールは再開されなかったのでしょうか、1986年(昭和61年)には現在の西山名駅に再改称され現在に至っています。地図では鏡川まで400mくらいありますが、プールの痕跡はわかりません。上信電鉄の社史などからの写真などを見る限りは、水着で泳ぐ人々の間にボートなども浮かんでいてカナリ大きなプール(というよりは池?)だったことが分かります。

耕地の間に住宅があるというパターンが続きます。

住宅が増えて駅の近いのが分かります。カーブを曲がります。

2.4kmで馬庭駅。島式ホーム1面2線で列車交換できます。

【私鉄に乗ろう 79】上信電鉄再挑戦 その5 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)