京急電鉄 上大岡駅前に「1杯ずつハンドドリップ抽出」のカフェが誕生_11月15日オープン
京急 快特に乗って品川から40分弱、横浜から10分の上大岡駅。この駅前に、どこか懐かしくて新しいカフェが誕生した。その名も「ABALLONCOFFEE(アバロンコーヒー)」。きょう11月15日にオープンをむかえた。
場所は、上大岡駅に直結する駅ビル「ウィリング横浜」の南側。地元に愛される商業施設「赤い風船」改め、この冬リニューアルされる「アカフーパーク」北館1階。
ちょうど下り電車に乗っていると、上大岡駅を過ぎてすぐに見えてくるユニクロ上大岡店(アカフーパーク内)のとなりにある。
コンセプトは「街のノスタルジックモダンカフェ」
オレンジ色の看板に、懐かしい雰囲気の店内。売りは「専門店の本格コーヒーを1杯ずつハンドドリップで丁寧に抽出」「焙煎後1週間以内に店に届いた豆をオーダーごとにハンドドリップ、エスプレッソ、水出しなど多様な抽出で提供」「こだわり抜いた選りすぐりのコーヒーを独自ブレンド。芳醇で香り高い最高の味わい」。
フードは、「上大岡で一番人気」という「boulangerie onni (ブーランジェリー オンニ)」のパンを使った「選べるモーニング」と「具だくさんサンドイッチ」。
京急ユーザーのホッとできる場所に
手がけたのは、MDプランニング(本社:神奈川県横浜市)。店長の大野純一さんは、ABALLON COFFEE の魅力についてこう伝えている。
「自然光が入り明るい店内に、心地よいソファーやデザインチェアー36席を配置。テラス席は18席を置いた。京急の電車もチラッと見える」
「ファニチャーには、コーヒーに関する書籍や物販商品が並び、なんど訪れても飽きない、落ち着いたモダンな空間」
「電源や Wi-Fi も充実し、おひとり様からファミリー、仲良しグループと、さまざまな人に愛される店で、上大岡で一番おいしいコーヒーをぜひ」
コアターゲットは50~60代、サブターゲットは30代女性
大野店長は初日、「コアターゲットは50~60代のアクティブシニア。子育ても一段落して、本物志向の層。アカフーパークには本物志向のボウリングやバッティング施設もあり休憩に利用いただきたい」と語る。
「サブターゲットは、30代前半の女性。都内で働いていて、都内でおいしいお店や食を知り尽くした人たち。自分の住む街に、おいしいコーヒーがゆったりと味わえて、ほっとできるところを探している人たち」
初日、店内でくつろいでいると、店員がゆっくりと近づいてきて、こう笑った。
「ABALLON COFFEE 自慢のパンケーキも試してみて」