凶悪化する花粉、それをバリアする成分の発見と広がる可能性――空気浄化作用の最新トレンドをエステーが紹介

2019.01.21

西川貴教「しょーしゅーりーきーっ」の消臭力CM、クローゼットに「戻るなっ!」と奥さんが叫ぶむっしっしーむっしっしー♪のムシューダCM……。

強烈なインパクトと笑えるリズムで世に問うエステーが今回、いっさい笑いなし、超真顔で説明会を開いた。

題して、「香り成分が花粉アレルギー性を低下! 凶悪花粉にも効くトドマツパワーの秘密」。

エステーは1月16日、都内でメディア向けセミナーを開き、「凶悪化する花粉」のメカニズムと、科学的に解明された森の力を教えてくれた。

セミナーには、エステー事業統括部門ビジネス開発事業部 クリアフォレスト担当事業部 奥平壮臨部長、埼玉大学大学院・理工学研究科 王青躍 教授、エステーグループの日本かおり研究所 金子俊彦代表取締役社長が登壇。

スギ花粉が飛び始める2月をむかえる前に、花粉の凶悪化をはじめ、花粉対策のトレンド、最先端技術について次のように教えてくれた。

凶悪化する花粉の事実と、それをバリアする新成分の発見

まずびっくりするのは、花粉の飛散量が多い森林のなかで働く林業従事者は、平均的に花粉症の有症者の割合が少ないという事実。

その理由として、山間部と都市部で飛んでいる花粉に「違い」があるんだとか。

王教授は、この都市部と山間部の花粉の違いについてこう教えてくれた。キーワードは「凶悪化する花粉」。そのリアルな事実が次の3点。

◆1 大気汚染物質と花粉が結びつくと花粉は爆発を起こし粉々になってしまうことで、アレルゲンの飛散量が増える。

◆2 花粉の爆発により、小さな花粉が増え、体内に取り込まれやすくなる。

◆3 大気汚染物質により、花粉のアレルギー性がさらに増す。

王教授らの研究の結果、凶悪化した花粉の脅威を、トドマツの香り成分が取り除いていることが分かったと。そのアプローチは次の3つ!

★1 空気中に浮遊するスギ花粉のアレルゲンにトドマツの香り成分が取り付き、アレルゲンの表面をコーティングすることで、花粉のアレルギー性を抑制する。

★2 トドマツの香り成分を花粉アレルゲンに曝露すると、花粉アレルゲンの毒性を低減することが確認されている。

★3 大気汚染物質でよりアレルギー性の高い凶悪化した花粉のアレルギー性をも低減。凶悪化した花粉にも効く。

北海道のトドマツ精油に秘める驚異的パワー、列車内にも入り込むか

そして、日本かおり研究所(エステーグループ)の金子社長は、エステーがヘルスケア分野へ進出した経緯を説明。

エステーグループらは、トドマツから抽出した空気浄化作用に優れる機能性樹木抽出成分を活用する新ブランド「クリアフォレスト」を立ち上げ、これまで自然廃棄されていた樹木の残材を有効利用し、樹木の香りで空気の質を改善する画期的な成分を追求。

2011年から展開するクリアフォレスト事業では、北海道のトドマツ精油が最も二酸化窒素の除去能力が高いことを発見。浄化成分は二酸化窒素を凝集することで無力化していることもつかんだと!

そして今回、埼玉大学 王教授と共同研究で、トドマツの香り成分が花粉に作用し、抗原抗体反応の起こりやすさを約1割に低下させる効果が明らかに。

こうした研究結果を受けて登場した商品のひとつが、別で伝えたエステー「MoriLabo(モリラボ)花粉バリアスティック」ってわけ。

<画期的なスティックタイプの花粉バリアが出た!>
https://tetsudo-ch.com/4252951.html

この MoriLabo 花粉バリアスティックは、北海道のトドマツから抽出した香り成分配合の薬剤を、マスクの外側に塗るだけで、マスク周りに浮遊する花粉のアレル物質の働きを低減させるという新商品。

これがマスクに不満を感じながらもマスクを使わざるを得ないというユーザーに、いま注目されているとか。

―――室内の空気に、クルマの車内に、マスクに……さまざまなシーンに入り込むエステーのクリアフォレスト。近い将来、列車内にもクリアフォレスト系製品が採用されるかも。

そうそう、パナソニックのナノイーのようにね。

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