【鉄の一瞥 55】北海道から九州へ キハ2000形2004

2018.05.28

※2018年3月18日撮影

平成筑豊鉄道金田駅構内で久しぶりにキハ2004を見ました

この車両、北海道の留萠鉄道で走り始め、1971年(昭和46年)にひたちなか海浜鉄道に譲渡され、2016年(平成28年)に遙々九州までやってきました。

旧国鉄キハ20系と同型 元・留萠鉄道キハ2000形

留萠鉄道は、社名こそ留萠ですが、実質は留萌本線の恵比島駅から雨竜炭田の各炭鉱で産出される石炭を留萠港に運ぶために敷かれた私鉄でした。延長は、恵比島駅〜昭和駅間の17.6km。留萠駅から留萠港までの区間も所有していましたが1939年(昭和14年)には国有化されて留萠駅の構内側線となりました。

昭和30年代までは、今回のキハ2000形を含む液体式気動車5両を自前で揃えるなど石炭産業によって経営も安定していました。しかし、1968年(昭和43年)に雨竜炭鉱が閉山、1969年(昭和44年)には昭和炭鉱、太刀別炭鉱も閉山すると存在理由が無くなり1971年(昭和46年)に全線が廃止されました。

留萠鉄道廃止後、気動車5両はひたちなか海浜鉄道に譲渡されました。キハ2000形2004はそのうちの1両。国鉄準急気動車色にカラーリングされていましたが2016年10月に平成筑豊鉄道に譲渡され金田駅に搬送されました。

写真は2016年6月8日にひたちなか海浜鉄道那珂湊駅構内で撮影した平成筑豊鉄道に移される前のキハ2004です。

※2016年6月8日撮影

平成筑豊鉄道に来てからは、金田駅構内で動態保存され将来は本線走行を目指していると伝えられています。

那珂湊駅で見かけた時よりも塗装が綺麗になっていますね。

※2016年6月8日撮影

(写真・記事/住田至朗)

TAGS 平成筑豊鉄道 鉄道旅


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