駅が見えてきました。

比立内駅から3.7km(長く感じました)で奥阿仁駅。

駅名標。当然ですが、1989年(平成元年)開業。平均乗車人員のデータは発表されていません。悪く勘ぐれば、利用者がほとんど居ないのでは?ともとれます。航空写真で見ても民家はパラパラとある程度です。

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阿仁中村の集落が見えました。

雪の向こうに駅。

奥阿仁駅から2.6kmで阿仁マタギ駅。

駅名標。文字通り阿仁マタギ発祥の地だそうです。ここも集落という程の人家はありません。

県道308号線に沿って防雪の壁があります。雪の無い季節の写真を見ると板が外されて枠ダケになっています。

県道にクルマを停めて、何か合図をしています。鉄道関係者? 写真を拡大して見るとハッキリ分かりませんが肩に動物らしき物体を乗せています。仕留めた獲物?

橋梁が雪で分かり難いのですが、阿仁川を渡って秋田内陸線で最長の十二段トンネル(5,697m)に入ります。米内沢駅辺りから、ここまで阿仁川に沿ってきましたが、この地点で阿仁川と離れてしまいます。阿仁川は程なく上流で打当川からの分岐点(スタート点)になります。

では、【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その13 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)