※ウィキペディアより

津村順天堂の時代

元は夫人用漢方薬の端材を社員が風呂に入れたら身体が温まったというところから1897年(明治30年)に発売された「浴剤中将湯」がスタートでした。1930年(昭和5年)に「浴剤中将湯」をベースに温泉成分と芳香を加えた「バスクリン」が発売されています。2010年(平成22年)には発売80周年を迎えたロングセラーブランドです。

その後、津村順天堂は漢方薬に特化したツムラと家庭用品のツムラ・ライフサイエンスに別れました。ツムラ・ライフサイエンスは2012年(平成24年)アース製薬の完全子会社になり、バスクリンの製造は続けられています。

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小学生の頃、自宅は木の浴槽でした。親は色や香りが木にうつることを嫌がっていましたが子供はバスクリンの鮮やかなグリーンとジャスミンの香りが大好き。お風呂にバスクリンが入っていると喜んで入ったものでした。

アース製薬はバスクリンとバスロマン 二つの入浴剤の”REBORN”(生まれ変わる)を発表

アース製薬は、 2018年5月15日大阪会場(帝国ホテル大阪)、5月18日東京会場(コンラッド東京)において、アースグループの主力ブランドである粉末入浴剤「バスロマン」「バスクリン」の『REBORN』(=時代に合わせた価値に生まれ変わる)を発表、アースグループ入浴剤商談会を開催しました。

(株)バスクリン古賀社長は、入浴剤文化を創造してきた2大ブランド「バスロマン」「バスクリン」の“シナジー”に言及し、環境先端型紙容器への統一、エビデンスに基づいた製品開発、EMAL※を活用した店頭からの情報発信などにより、粉末入浴剤市場を活性化する旨の説明がありました。
※EMAL(エマール)・・・ 消費動向を踏まえた売り場づくりと、販売促進をサポートする独自のスペシャリストチーム

「バスロマン」「バスクリン」REBORN概要

○ブランドコンセプトのすみわけ
・粉末入浴剤2大ブランドのメインコンセプトは、『温泉ミネラルのベールでポカポカ長続き!
※温浴効果による
・バスロマンの新コンセプトは、『おふろの時間を楽しみたいあなたに』
・バスクリンの新コンセプトは、『ゆっくり、ほっとしたいあなたに』
・容器の統一化をしても商品の同一化はせず、長年続くブランドのファンを大切にします

○中身のスペックアップ
〈バスロマン〉
・新濃縮香料で香り立ちUP!
・温泉ミネラル成分を高配合
・香り濃縮で使用回数アップ など

〈バスクリン〉
・つぶサイズUP or 新配合
・オーガニック認証ホホバオイル新配合!
・香料配合量 約1.2倍 など

○環境先端型紙容器
・バスロマン缶タイプ(プレミアム、薬泉除く)の13アイテムが紙容器に、『REBORN』
・医薬品並みのGMP基準に則った製造管理を誇るバスクリン静岡工場で製造

○商品ラインナップ 発売日:8月20日 ※画像は主要商品のみ

入浴剤、好む人もそうではない人もいると思います。”硫黄”の香りで温泉気分濃厚だった「六一〇ハップ」は2008年(平成20年)に製造中止になってしまいましたが、ドラッグストアに行けば高級な輸入浴剤も含め少なからぬ商品が並んでいます。日本人はお風呂好き、それぞれの楽しみ方でゆっくりとバスタイムをエンジョイしましょう。体温を上げることには、疲労回復はもちろん抗癌効果もあるとも言われていますよ!