何故右の島式風ホームは尖っているの【私鉄に乗ろう 63】

2018.08.28

【私鉄に乗ろう 63】くま川鉄道湯前線 その10

1.5kmで終点の湯前駅。人吉温泉駅から43分でした。相対式ホーム1面1線の不思議なホーム。というか何故右の島式風ホームは尖っているの?

左に駅舎があります。その奥には温泉施設。

右のホームは「レールウィング」という名の広場。普段は使用されていませんが改札口もあって乗降もできるそうです。

終端部。この先に延伸されて日豊本線に繋がる計画もありました。

駅舎と駅名標。1924年(大正13年)鉄道省の駅として開業。2010年(平成22年)に一度無人化されましたが翌年には有人駅に戻っています。2014年(平成26年)駅舎本屋が国の登録有形文化財に登録されています。

ホーム側駅舎の出入り口。改札があります。駅名標の下、ベンチの横には登録有形文化財の銘板が貼ってあります。

駅舎正面。落ち着いた佇まいです。

駅舎の出入り口からホームに停車する車両が見えます。今回のくま川鉄道の旅で、このカットが一番気に入ってます。

さて、そろそろ折返し運転です。

お仕舞いにKT500形502のシックな車内をもう一度。

くま川鉄道で、山間のおそらくは球磨川が何万年という単位の時間をかけて削った不思議に平らな盆地を走って湯前に着きました。終点の湯前は北と南の山に加えて東側も山に阻まれます。

湯前から深い山の中を東北東に進むと柳田國男や宮本常一が訪れた南九州の秘境椎葉村に至るのです。くま川鉄道湯前線、周囲はどちらを向いても山があって、盆地をコトコトと走る何とも長閑で穏やかな車窓でした。魅力的な駅舎もあって、再訪したい路線の一つです。

(写真・記事/住田至朗)

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