観光列車「はなあかり」2025年秋季のおもてなし詳細決定 宿泊とセットの旅行商品も発売
観光列車「はなあかり」の2025年秋季運行計画について、JR西日本は19日、駅や車内でのおもてなしの詳細を発表しました。運行開始1周年を迎える今回は、「北陸デスティネーションキャンペーン アフターキャンペーン」に合わせ、福井県の敦賀駅~兵庫県の城崎温泉駅まで、日本海の海岸線に沿って運行します。
北陸アフターDCにあわせて日本海側を横断
「はなあかり」の2025年秋季運行は、10月11日(土)~12月21日(日)の土休日。各日片道で運行(全22日・22本)。北陸新幹線の現在の終点である敦賀駅と観光地として知られる城崎温泉駅を、小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道 宮舞線・宮豊線、山陰本線経由で結びます。

【参考】
観光列車「はなあかり」2025年秋は敦賀~城崎温泉間で運行 JR西日本
https://tetsudo-ch.com/13006086.html
若狭・丹後の味覚満載!事前予約限定の「食のサービス」
今回の運行では、地元ならではの食材をふんだんに使用した食のサービスが事前予約限定で販売されます。
城崎温泉行きの列車では、小浜駅で「若狭町家弁当(お茶付) &スイーツセット」を提供。若狭牛や小鯛のささ漬けなどが入ったお弁当と、若狭の海塩をかけて楽しむご当地プリンのセットです。
敦賀行きの列車では、宮津駅で「天橋立笹寿司弁当(お茶付) &スイーツセット」を提供。丹後の名産である鯛や白バイ貝を使用したお弁当と、丹後の海と砂浜をイメージしたジュレや、天橋立の股のぞきなどをイメージしたチーズケーキが楽しめます。

どちらのセットも価格は3,900円で、観光ナビ「tabiwa by WESTER」にて利用日の1か月前10時から4日前まで購入可能です。事前に「はなあかり」列車座席を確保し、各商品の「お渡し駅」を含む区間を乗車される方のみ購入できます(「お渡し駅」で降車される場合は購入できません)。
沿線各地の心づくし!駅や車内でのおもてなし
運行期間中、停車駅では地元自治体や観光協会による心温まるおもてなしが予定されています。ご当地キャラクターによる出迎えや、地産品の販売、ノベルティグッズの配布などが一部日程で行われます。
車内にはアテンダントが3名乗車し、沿線のお土産品や飲料、「はなあかり」オリジナルグッズを販売。運行開始1周年を記念した特別グッズの販売も予定されています。
1号車のスーペリアグリーン車にある飾り棚には、越前和紙のフラワーアートや若狭塗り箸、豊岡鞄など、福井・京都・兵庫の工芸品やアート作品が展示され、旅に彩りを添えます。
「はなあかり」運行 概要
観光列車「はなあかり」のグリーン車指定席特急券は、2025年9月11日(木)の10時から、全国の駅のみどりの窓口やJR西日本のインターネット予約「e5489」などで発売。
一般発売に先駆けて予約したい場合は? 「はなあかり」への乗車と食事、沿線の宿泊施設などがセットになった旅行商品を購入してみるのが良いでしょう。2025年9月1日(月)の13時から「tabiwa トラベル」で販売開始予定です。
運行1周年を迎える観光列車「はなあかり」。車窓から日本海の美しい景色を眺めながら、地元の食や文化に触れることができる特別な列車です。この機会に、秋の日本海沿線を巡る、ゆったりとした贅沢な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(画像:JR西日本)
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