ヤマハ発動機は、オープンタイプの新型スポーツクルーザー「SR330」を、ことし8月から発売する。

SR330は、「グラマラス(魅力的でワクワクさせる)・ボーティング」がコンセプトのスポーツクルーザー。

ボリューム感とスポーティなイメージをあわせ持つ流線型の外観デザイン、定員15名が集えるデッキの広さ、開放的なシートレイアウトなどが特徴。

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また、大人2名が休める電動スライドベッドを採用したバース(寝台)、空調付きのトイレルーム、デッキのオーディオ機器や冷蔵庫を標準装備する。

エンジンには、4ストローク船外機F300B/FL300Bを2基。優れたスピード性能を発揮し、洋上でのボートドライビング性能も高めた。

このSR330は、船外機を搭載したスポーツクルーザーのオープンタイプ「SR310」、キャビンとフライングブリッジを備えた「SR320FB」などの上位につける最上級モデル。

販売は、ライフスタイルに新しさを求める富裕層による新規購入、従来の輸入艇やランナバウトモデルからの代替、さらに沖縄などのリゾート地にセカンドボートを所有するといった新たなボートの所有スタイルの提案も視野に入れていく。

価格は3600万円前後。初年度国内販売目標は8隻。