日豊本線の宮崎駅から国分駅の間は単線。しかも深い山の中を越えて行く区間があります。この山の区間の車窓も素晴らしいのですが、3箇所の信号場があって好きな区間です。【鉄の一瞥 35】で楠ヶ丘信号場を取り上げました。

今回は、霧島神宮駅と国分駅間12.7kmという日豊本線で最長の駅間にある南霧島信号場です。霧島神宮駅から4.5km、このトンネルを抜けると分岐機があります。

ちょっとブレていますが、この分岐機から南霧島信号場。

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1966年(昭和41年)旧国鉄によって開設されました。周囲は完全な山の中、とは言え保線関係の出入りがあるので道路は通じている様です。

ホームの様なものがあって、古い写真ではこの上に建物がありましたが、2019年3月の時点では残っていない様です。

分岐機で単線に戻り8.2kmで国分駅です。駅間が長いですね。

追記、同じ日に通った楠ヶ丘信号場、ホームにあった建物は撤去された様です。

(写真・記事/住田至朗)