純米酒ありがとう
※写真は上田電鉄ホームページより

日本酒は個人の嗜好に左右される繊細なお酒ですが、純米酒が古くから作られてきた日本酒の基本形であることは間違いありません。

日本が近代化する過程で、日本酒メーカーが大量生産とコストダウンの方法として醸造用アルコールで割った日本酒を作り出し、それが安価に流通したことで一般化したのです。

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昨今の地酒ブームは、安くて大量に飲むのではなく、昔から丁寧に作られてきた基本形の日本酒をじっくり味わいたいという消費者の嗜好の変化もある様です。

上田電鉄がお客様への感謝を表すという「ありがとう」は別所温泉駅で販売されています。青いガラスのとっくりに同じ青いガラスのおちょこ付で1000円(税込)と、お風呂上がりのビールの後に車窓を眺めながら一献するにはちょうど良いサイズです。中身が純米酒になったことは、日本酒好きには嬉しいニュース。

9月1日(木)から上田電鉄別所温泉駅で販売されます。(9:00〜17:00)

虫の声を聞きながら温泉につかり、秋の夜長を純米酒で過ごす、そんな季節がもうすぐ来ますね。