ファサードの白い柱がポイント 富山地鉄全駅探訪27【50代から始めた鉄道趣味】118

2019.10.07

※2019年7月撮影

電鉄石田駅から2.3kmで電鉄黒部駅。駅舎が大きいです。もう立派としか言い様のない佇まいです。駅前広場も広いのですが駐車場はありません。屋根付きの駐輪場(60台)はあります。

※2019年7月撮影

駅舎は、1951年(昭和26年)に竣工の二代目。というか1989年(平成元年)までは電鉄桜井という駅名だったので、駅舎に貼ってある「電鉄黒部」の文字もその時に交換されたのでしょう。

ファサードの白い柱がデザインのポイントであると思いますが、白という色彩の効果もあって、強烈な垂直方向の印象で横に広がる建物を引き締めています。しかも瓦屋根と不思議に違和感がありません。この建物も昭和モダンです。

※2019年7月撮影

改札口。ICカード用自動改札が設置されています。終日駅員配置駅です。入場券(200円)を買ってホームに出ます。たくさん「円の中に犬のキャラクター+2019年」という飾りが貼られていますが、他で眼にしたコトがないので何だか分かりません。

※2019年7月撮影

構内踏切を渡ってホームから駅舎を振り返るとこんな感じです。

※2019年7月撮影

電鉄黒部駅というと、何と言ってもホームの巨大な上屋です。右の1番線に普通電鉄富山行。真ん中2番線があって左の3番線は普通宇奈月温泉行が停まっています。

※2019年7月撮影

これはホームの電鉄富山寄りから上屋を撮っています。1番線普通電鉄富山行の左側にもホームがありますが使われていません。上屋の巨大さが分かります。最初に見た時は「何だこりゃ?」とビックリしました。

※2019年7月撮影

2017年12月に電鉄富山駅方面から電鉄黒部駅に近づく際の前面展望。右に駅舎があります。上屋の大きさが分かります。

※2017年12月撮影

ホームの駅名標、電鉄富山方面を見ています。

※2019年7月撮影

電鉄黒部駅は、1922年(大正11年)黒部鉄道が三日市駅(後の黒部駅 廃止されています)〜下立駅間を開通させた際に西三日市駅として開業。1936年(昭和11年)富山電気鉄道が魚津駅(現・新魚津駅)〜当駅間を開通させたので富山電気鉄道と黒部鉄道の接続駅になりました。

戦時下の統合で富山地方鉄道になったため旧黒部鉄道は黒部線に、当駅〜三日市駅間が本線の黒部支線になります。(1969年・昭和44年に廃止)1943年(昭和18年)には電鉄富山駅〜宇奈月温泉駅の直通運転が始まりました。

戦後、1951年(昭和26年)に電鉄桜井駅に改称され、現在の駅舎が完成。1989年(平成元年)に電鉄黒部駅に改称されました。

こちらは宇奈月温泉方面です。左奥に保線車両の車庫、その手前に保線関係の建物があります。映画”RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ”でも奥さんに出て行かれて茫然としている主人公の三浦友和さんと研修を受けている中尾明慶さんが重要な会話を交わすシーンが保線車両用車庫に分岐するポイントの横で撮られていました。カメラがクレーン移動して長い、とても長い8分のワンカットです。とても良いシーンです。

※2019年7月撮影

駅舎に戻って正面出入口の内側です。天井の照明がユニーク。正面の縦型パネルにはバスの発着運行予定が表示されています。これは親切です。とにかくそこら中に「円の中に犬のキャラクター+2019年」が貼ってあります。駅員さんに何だか訊いてみればよかった・・・。

※2019年7月撮影

電鉄富山駅を出発して電鉄黒部駅が26駅目。ここまで木造駅舎は10駅でした。この先宇奈月温泉駅までは14駅あります。その内8駅が木造駅舎です。これは楽しみ!

頑張って進みます。

(写真・記事/住田至朗)


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