新し過ぎて車載NAVIに存在しない 富山地鉄全駅探訪51【50代から始めた鉄道趣味】133

2019.10.31

※2019年7月撮影

さて不二越線に乗ります。稲荷町駅は既に立山線で取り上げたので栄町駅からスタートします。トップ画像は栄町駅の岩峅寺駅方面出入口。階段の出入口です。

その前に不二越線の歴史を振り返ります。この区間は、1914年(大正3年)富山軽便鉄道によって開業されています。富山軽便鉄道は富山鉄道に改称。1931年(昭和6年)稲荷町駅が富山電気鉄道との共同使用駅になります。1933年(昭和8年)富山鉄道は解散。富山駅~堀川新駅(現・南富山駅)間は富南鉄道に譲渡されましたが、1941年(昭和16年)富南鉄道は富山電気鉄道に路線を譲渡。1943年(昭和18年)戦時下の陸上交通事業調整法で富山地方鉄道が発足。県下の鉄道会社が統合されました。電鉄富山駅~栗巣野駅間は富山地方鉄道立山線となります。同年堀川新駅が南富山駅に改称。1969年(昭和44年)稲荷町駅~南富山駅間が不二越線として分離。2019年(令和元年)稲荷町駅と不二越駅の間に栄町駅が新設されました。

この不二越線、歴史的経緯からかもしれませんが、電鉄富山駅から岩峅寺駅までが不二越・上滝線として運行されていることを考えてもあえて分離する意図がよく分かりません。

上記の様に栄町駅は2019年3月に開業した新しい駅です。当初はレンタカーを借りた初日に稲荷町駅から栄町駅~不二越駅と回る予定でしたが、駅が新し過ぎてレンタカーの車載NAVIに栄町駅は存在しなかったのです。それで初日の撮影は稲荷町駅から不二越駅~岩峅寺駅~立山駅というコースになりました。撮影後ホテルに戻ってから改めて栄町駅の場所を調べて3日目に栄町駅に行ったのです。ですから栄町駅はすごく天気が良い。(笑)

トップ画像の反対側、稲荷町駅方面にも栄町駅の出入口があります。

※2019年7月撮影

こちらの出入口はバリアフリーのとても長いスロープになっています。スロープ上にも上屋があります。

※2019年7月撮影

このスロープ、車いすの昇降を考慮して勾配が緩く、その分距離があります。

※2019年7月撮影

スロープを上がって60mのホーム。上屋で覆われています。

※2019年7月撮影

真ん中辺りの駅名標、稲荷町駅方面を見ています。

※2019年7月撮影

駅名標。この駅は元々地元住民が望んでいました。富山県立中央病院が近くにあり、また富山県立大学看護学部が附近に新設されることもあって開設の運びとなりました。

※2019年7月撮影

こちらは岩峅寺駅方面。ホーム上屋はホームの先で無くなっています。

※2019年7月撮影

トップ画像の様に岩峅寺駅方面出入口は階段です。

※2019年7月撮影

階段からホーム。キツい直射日光が容赦なく照りつけています。朝ですが既に暑い。

※2019年7月撮影

階段出入口の駅名標。

※2019年7月撮影

富山地方鉄道本線と立山線で大正から昭和初期に作られたと思しき木造駅舎を数多く見てきた眼には、この栄町駅は同じ鉄道会社とは思えないくらいに新しくて新鮮です。この新旧が入り交じるところも地鉄さんの魅力です。

次の不二越駅もよく似た作りです。

(写真・記事/住田至朗)


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