トップ画像は東館駅。水郡線の木造駅舎でも最良の1つです。1930年(昭和5年)に建造されたものでしょう。素晴らしいです。

ところで南石井駅を出て東館駅に向かう途中の踏切。水戸駅起点で72キロ060メートルです。左下の表示板、偶然気が付いたのですが、131と書かれていて「天皇様踏切」と書いてあるのです。これはどーいうことなのか、調べましたが分かりません。

しかし前面ガラスの虫汁、汚いですね~。洗いたくなります。列車交換のお手本になる様な線形が見えます。跨線橋も目立ちます。

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南石井駅から2.8kmで東館駅。相対式ホーム2面2線。右(西)側の下りホームの裏に側線が延びています。簡単な車庫(?)の様なものが見えます。ポイントは横取装置になっています。側線の横というかホーム手前に水戸起点71kmのキロポストも見えています。水郡線は安積永盛駅までですが、実際全ての水郡線列車は郡山駅まで運転されます。水戸駅~郡山駅の駅間142.4kmのほぼ真ん中が東館駅なのです。

こちらはレンタカー撮影。木造駅舎を南側から撮っています。レンタカーで訪問した時は晴れたり曇ったりでした。前面展望の2019年8月25日(日)、列車交換が比較的長く停車したのでトップ画像の駅舎正面もその時のものです。この時も晴れたり曇ったりしています。ややっこしくてすみません。

木造駅舎を南側から。晴れていますがこちらはレンタカー訪問のカット。懐かしい佇まいです。

駅舎出入口の上に掲げられていた駅名。駅名標は東「館」駅ですが、こちらは正式の「舘」の字です。午前中(時計は10:58)は前面展望の日です。

同じタイミングで駅舎内部。この時は委託されている女性の駅員さんがいらっしゃいました。窓口も開いています。停まっているのは筆者が乗っている水戸行。列車交換待ちです。

上りホーム、交換待ちしている水戸行列車と木造駅舎。

ホームを北に歩いていって安積永盛駅方面を撮りました。前面展望に写っていた側線への横取装置のポイントが見えます。

同じ場所から水戸方面を見ると駅舎と下りホームへの跨線橋が見えます。列車が停まっていないのはレンタカーで訪問した時の写真です。

駅名標まで下がって、同じ方向を撮っています。

上りホームの駅名標。1930年(昭和5年)水郡南線の常陸大子駅から東館駅まで延伸。終点駅として開業しました。翌年には磐城塙駅まで延伸され途中駅になります。1983年(昭和58年)水郡線CTC化で無人化。交換設備はそのまま使用されました。

こちらはこれから向かう水戸方面。次は矢祭山駅ですね。景色も良いし、楽しみです。

下りホーム駅名標。景色が最高。

上りホームのトイレに9号型の駅名標。トイレの建物自体も歴史がありますね。

駅横のパーク&ライド駐車場にレンタカーを駐めました。そのフェンス際から下りホームと跨線橋。

今回は写真が多くなってしまいました。木造駅舎が素晴らしいコトもありますが、前面展望の時に列車交換で比較的長く停まったのも良かった。

では 水郡線全駅20【50代から始めた鉄道趣味】209 に続きます。

山間に分け入ってゆきます。

(写真・記事/住田至朗)