7100系のパーツを活用 九度山駅おにぎりスタンドと高野下駅駅舎ホテルが11/2開業 「おにぎり定期」サービスも

2019.10.02

7100系のパーツを活用 写真:南海電鉄

南海電気鉄道株式会社は、2019年11月2日(土)に九度山駅のおにぎりスタンド「くど」と高野下駅駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」を開業します。

【関連記事】
九度山駅に「おにぎりスタンド」、高野下駅に関西初の「駅舎ホテル」を整備 2019年11月開業目指す 南海電鉄
https://tetsudo-ch.com/9631310.html

両施設は高野山と高野山麓エリア(橋本駅~極楽橋駅)の来訪者層の拡大と回遊性の向上を目指し、参道歩きの拠点として整備されたもの。2019年6月から駅舎改修工事が続いていました。

列車のパーツを活用したおにぎりスタンド

かまど3台で炊いておにぎりを提供 写真:南海電鉄

おにぎりスタンド「くど」は店舗面積約146平米、座席数は37席(改札内22席、改札外15席)。営業時間6:30~18:00、月曜定休。おにぎりの価格帯は150円~500円程度。商品は改札内外どちらでも購入でき、イートインとテイクアウトが可能です。

「くど」ではかまど3台で炊いたおにぎりを提供。九度山町産のこしひかりや高野町産の紫黒米を使用するほか、和歌山県産のぶどう山椒を漬け込んだ醤油をつけて握ったおにぎりや勝浦漁港で水揚げされた漬けまぐろを使用し旧真妻村発祥の真妻わさびの葉でくるんだおにぎりなど、九度山や和歌山らしさを感じられるメニューを提供します。通勤・通学者向けに定額で毎日おにぎりが食べられる「おにぎり定期」サービスも実施。おにぎり以外にも「炭酸饅頭」をかまどで作って提供、地酒や本の物販なども行います。

「くど」のおにぎりイメージ 写真:南海電鉄
かまどで作る炭酸饅頭イメージ 写真:南海電鉄

また改札内の飲食スペースの内装には2019年6月に引退した7100系のパーツ(車両の扉、網棚、窓など)や、2019年3月まで使われていたCTC(列車遠隔制御装置)の連動盤、1957~61年頃に制作され難波駅に設置されていたレトロな「沿線案内図」を活用するとのことで、南海ファンや鉄道ファンの心をくすぐるお店になりそうです。

網棚やつり革を活用した駅舎ホテル

2ベッドルームイメージ 画像:南海電鉄

「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」も同日開業。(1ベッドルームは12月開業)

客室数は2室のみ。駅舎総面積は約165平米。2ベッドルームは44.92平米、4人収容可で宿泊料金は1室32,000円~。1ベッドルーム17.43平米、収容人数2人、宿泊料18,000円~。いずれも朝食・夕食はなく、宿泊料金は時期によって変動します。

駅の真下を流れる川のせせらぎや列車の往来を楽しむことができるほか、おにぎりスタンド同様7100系のパーツを内装に使用。2ベッドルームには車両の扉、網棚、座席、つり革、無線受話機など、1ベッドルームには運転台のメーターと椅子、無線受話器などを使用しています。

予約は運営会社「株式会社キリンジ」のWEBサイトから。10月中旬からプレセール(事前予約)を開催する予定です。「くど」や九度山エリアのお店で食事をとれるよう、宿泊1名につき1回分の高野下駅~九度山駅の往復きっぷも提供します。

開業に合わせて開催されるキャンペーン、オープニングイベントなどの情報は特設サイト「高野山とふもと」にて発信します。

鉄道チャンネル編集部


LINEで送る

オススメ記事