九度山駅に「おにぎりスタンド」、高野下駅に関西初の「駅舎ホテル」を整備 2019年11月開業目指す 南海電鉄

2019.08.23

高野下駅「駅舎ホテル」整備イメージ 画像:南海電鉄

南海電鉄は株式会社NOTEとの協働により、九度山駅と高野下駅の駅舎をリノベーションします。

“かまど”で炊いたおにぎりを提供

九度山駅「おにぎりスタンド」整備イメージ(改札内) 画像:南海電鉄
九度山駅改修イメージ 画像:南海電鉄

九度山駅では駅とその周辺を一体的にリノベーションし、「おにぎりスタンド」を整備します。ホームから見える店内に”かまど”を3台設置し、かまどで炊いたおにぎりなどを提供。

かまど設置イメージ 画像:南海電鉄

さらに駅舎横の倉庫をリノベーションし、かつて南海電鉄で活躍した電車の部品や難波駅に設置されていた路線図を内装として活用。列車と九度山の景色、両眺望が特徴のデッキをホームに隣接して整備します。

名称は「くど」。京ことばで「かまど」を意味する「おくどさん」と「九度山」を組み合わせて命名。11月初頭の開業を目指します。

関西初の駅舎ホテル

昭和10 年頃の高野下駅 画像:南海電鉄

高野下駅の駅舎は大正建築の近代化産業遺産。これをリノベーションし。全国的にも珍しく”関西初”となる「駅舎ホテル」をトレッキング拠点として整備します。

のどかな自然に囲まれた客室から不動谷川やホーム、列車を眺めることが可能。内装にはかつて南海電鉄で活躍した電車の部品を使います。

名称は”the EXPerience station inn Koya-shita(仮称)” 開業時期はこちらも2019年11月初頭予定、運営は株式会社キリンジに委託します。

目的は高野山エリアへの誘客と回遊性の向上

南海電鉄は中期経営計画「共創136計画」において「インバウンド旅客をはじめとする交流人口の拡大」を掲げ、「インバウンド需要のさらなる獲得」や「訪れるべき場所の創出」に向けた各種取組みを推進しています。

今回の駅舎のリノベーションもその一環。高野山観光の新たな楽しみ方や過ごし方を提案することで、高野山と同エリアへの誘客と回遊性向上を図ります。また、地元住民との協働による両駅周辺での食事・宿泊・情報発信などの拠点機能の充実に取り組み、参詣道歩きの出発点としての賑わいの復活を目指しているとのことです。

鉄道チャンネル編集部


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