1月21日にオープンする京急ミュージアムで、ぴかぴかに復元されて客を待つデハ230形236。

まさかこんなに美しい姿になるとは―――。埼玉県川口市にいた時代を振り返ると、信じがたいほどの衝撃。

ボロッボロのデハ230形236の画像は、埼玉県川口市 青木町公園総合運動場に保存されていた2016年8月に撮影。

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京急デハ230形デハ236号は、湘南電気鉄道デ1形として1929年に製造された電車。

1930年の湘南電気鉄道開業時より活躍し、1948年に京浜急行電鉄が発足したさいにデハ230形へと改番。1978年までの48年間、京急を支えた車両といわれている。

「(同車は)当時最新の技術を取り入れ、『日本の名車』として広く知られ、現在の高速化のスタイルを確立した電車の草分け的存在。その特徴として、軽量で頑丈な車体構造、大きな窓、地下鉄と郊外の双方に適した車両、走行性に優れた軸受の採用などが挙げられる」(京急電鉄)

京急グループの復元力。見事。ちなみに京急ミュージアムは、オープン初日の1月21日から2月24日までの間は、ネット応募で抽選に選ばれた各日300人しか入場できないから気をつけて。

ネット応募については↓↓↓をチェック。1月5日まで。
https://www.keikyu.co.jp/museum/

写真 記事:鉄道チャンネル編集部