展示車両と柏原

本日、「京急ミュージアム」がオープンしました!

「京急ミュージアム」は横浜・みなとみらい21地区の京急グループ本社1階にオープンする企業ミュージアム。『本物』を見て、触れて、楽しむをコンセプトに、京急創立120周年事業の一環として整備されました。

京急電鉄取締役 原田一之社長

開業記念式典で、京急電鉄の原田社長は「横浜は京急グループにとって歴史的にも重要な場所である。お子様の大きな笑い声をみなとみらい中に響き渡らせるようなミュージアムにしたい。」と期待と願いを述べられました。

中川家 礼二さん

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また、ゲストで登壇された人気お笑いタレントの中川家 礼二さんは「抽選に応募して、いつか子供と一緒に遊びに来ます!」と意気込みを述べられたほか、「昨日も横浜界隈を電車で巡ったりと、よく子供と一緒に乗り鉄している。子供をあやしながらの大人のかぶりつき(運転席の後ろで前面展望を眺めること)も楽しんでいる。」と習得されたかぶりつきを披露されました。

京阪マークにつっこむ礼二さん
ヘッドマークに直筆サイン
サイン入りヘッドマーク

式典ではデハ230形車両へのヘッドマーク取付式も。ユニークな語彙やマークにツッコミを入れつつ、礼二さんが選んだのは『未来』でした。

『未来』を掲げフォトセッション

これからもミュージアムが多くのお客様で賑わい続けるようにという想いを込め取付けられます。

全員で出発進行!
続々と入場されるお客様

礼二さんによる出発進行!!の合図とともに、京急ミュージアムは正式に開業を迎えました。

ここからは、京急ミュージアムの内部をご紹介致します!

 

京急ヒストリー

デハ 230形 236号
車体側面

入ってまず目に飛び込んでくるのは修復されたデハ236号の姿。湘南電気鉄道デ1形として1929年に製造され、1930年から運行が開始した車両で、引退後は川口市児童文化センターで保存・展示されていました。その後、2017年より修復作業が開始され、約2年かけて今の状態まで綺麗に仕上げられました。

車内の展示スペース
運転台も綺麗に

ホームは230形が引退した頃の1970年代を再現し、車内には京急の歴史を感じられる貴重な資料が並びます。

 

京急ラインジオラマ

巨大ジオラマ

沿線風景を再現した、長さ約12mの巨大ジオラマ。

操作体験

京急電鉄の鉄道模型の先端に搭載したカメラ映像を見ながら、本物の800形電車運転台で操作体験もできます。(体験時間:3分、1回100円)

 

鉄道シミュレーション

運転シミュレーター
体験してる風の柏原(この時は体験できませんでした)
製造銘板には令和2年の記載が

本物の新1000形電車運転台による実写映像の運転シミュレーター。難易度の異なる4コースの中から選択し、それぞれ異なる区間を走行します。映像がとてもリアルなので、運転手を目指す子供たちの練習の場としてもぴったりですね!(体験時間:5~7分程度、1回500円)

 

バスネットワーク

バスの運転台が並ぶ

鉄道だけでなく、バスの運転台を再現したコーナーも。車窓の映像を通じて、バス路線のネットワークを体験できます。

 

マイ車両工場

車両の工作体験コーナー

オリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナー。京急車両デザインのプラレールを制作し、マイ車両工場専用のオリジナルボックスに入れて持ち帰りできるようですよ。(体験時間:30分~1時間、1回1,000円)

 

女子鉄アナウンサーの久野知美さんと

京急の魅力が凝縮された「京急ミュージアム」。鉄道ファンはもちろん、家族連れや友人同士で横浜観光の1つとして訪れてみてはいかがでしょう。本日から2月24日(月・祝)までは事前申込みは既に終了しておりますが、2月26日(水)以降は抽選制での入館になるそう。詳しくはネット申込ページ(https://www.keikyu.co.jp/museum/)よりご確認ください。

(※1月22日11時25分編集部追記)

2月26日(水)~4月5日(日)までの入館方法は以下のようになります。

〇平日
当日受付にて入館(混雑時は入館制限の可能性あり)

〇土日祝日、春休み期間中
インターネットによる「優先入館」事前申込・抽選制。当選通知をお持ちの方の「優先入館」となります。状況によっては当日入館できる場合があります。春休み期間は3月26日(木)~4月5日(日)

(記事:柏原美紀、写真:一橋正浩)