トップ画像は、青物横丁駅を通過する都営地下鉄浅草線/東京都交通局5300形電車の快特羽田空港行。デビューが1991年(平成3年)なのでもうすぐ20年選手なのですね。新しい5500形の運用にともなって2018年(平成30年)から廃止が始まっています。この編成はスカートが短いので初期型ですね。以前、取材で行った京急ファインテック久里浜事業所(旧・久里浜工場)で修理されている東京都交通局5300形電車を見たことを思い出しました。

青物横丁駅を出るとすぐに右カーブ。さらにカーブして分岐があります。駅間は短いです。青物横丁駅からわずか0.5kmで鮫洲駅。電車を待つよりもひと駅なら歩いた方が早いかも。島式ホーム1面2線の両側に通過線があります。1番線に入線。ここで緩急接続で各駅停車はけっこう長い間停まっていました。長いと7-10分ほど停車するらしいです。筆者の記憶では10分も停まってはいなかったですね。

ホーム、上り列車が緩急接続で停まっています。品川駅側を見ています。

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駅名標。1904年(明治37年)京浜電気鉄道時代の開業。終戦直前、1944年(昭和19年)約160m浦賀駅寄りに駅が移設されました。1989年(平成元年)から1991年(平成3年)にかけて高架化されました。2020年3月に、副駅名に「鮫洲運転免許試験場」が追加される予定です。

鮫洲駅に2020年(令和2年)3月14日から予定通り「鮫洲運転免許試験場」の副駅名が追加されました。3月25日に撮影してきましたので追加します。

鮫洲という地名は「運転免許試験場」の場所として耳にしてきましたが、筆者は実家が武蔵小金井に転居してから免許を取得したので鮫洲運転免許試験場に来たことがないのです。「府中運転免許試験場」には実家から自転車で10分かからないのです。

改札口は1ヵ所。

改札外から。運転免許試験場があるのでさぞや利用者が多いかのかと思いましたが、そうでもないのかな。

第一京浜側に西口があります。西口にはエレベーターなどのバリアフリーはありません。

高架の下をくぐって東口側に来ました。

さすがです。運転免許試験場があるので、実家近所の府中運転免許試験場の周囲にたくさんあった「タイプ 写真」のお店があります。新甲州街道沿いにこの手のお店は5軒くらいありましたが、昨今は写真もタイプも不要なので既に全滅しました。鮫洲ではしぶとく生き残っていますね。

こちらが東口。エレベーターがあります。駅の出入口に坐っていたショッピングバッグレディー(アメリカでは女性の浮浪者をこう呼ぶ様です)風のおばあさんが何かを食べていました。筆者が駅周辺を歩き回って30分後に戻って来た時にもまだお食事中でした。

念のため、駅舎の駅名標も確認しにいきました。副駅名の追加はこちらには影響しないことが確認できました。というかショッピングバッグレディー風のお婆さん、ここが定位置の様です。上の写真は1月22日、下の写真は3月25日の撮影です。

次回は鮫洲駅の回りを散歩します。【駅ぶら03】京浜急行10 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)