トップ画像は京急1000形電車、17次車からステンレス車両にフィルム貼り付けではなく全面塗装が復活しています。これは、2018年(平成30年)12月製の6両編成18次車かな。

新馬場駅から青物横丁駅までは高架線の直線区間です。快特がビュンビュン飛ばす区間ですが各駅停車は、流石にいくら京急仕込みの急加速・急減速でもそこまでスピードは上がりません。新馬場駅から0.8kmで青物横丁駅。というか新馬場駅の南口(旧・南馬場駅)からならもっと駅間が短かったでしょう。

では、上りホーム、浦賀駅方面です。

ADVERTISEMENT

同じく上りホーム、品川駅方面。

駅名標。1904年(明治37年)京浜電気鉄道時代に開業。当時は青物横町駅だったそうです。京急さんのサイトでも青物横丁駅に改称された時期がハッキリしないそうです。1991年(平成3年)高架化が完了し新しい駅舎になりました。「青物横丁」は江戸時代に農民が自作の野菜などを持ち寄って市場を開いていたから付けられた地名だそうです。青物=野菜・山菜だったのです。

日本の鉄道駅で唯一「横丁」が付く駅名。

改札口は1ヵ所。ホームが3階で改札口は2階になります。

駅周辺案内。りんかい線の品川シーサイド駅まで徒歩10分くらいでしょうか。

高架下の駅出入口。高架下を第一京浜につながる道路が横切っていて交通量が多いです。

これがその高架下を横切る道路で真っ直ぐ行くと大井コンテナ埠頭に渡ります。りんかい線の品川シーサイド駅(地下駅)はこの道を真っ直ぐ行ったトコロにあります。首都高の向こうに京浜運河があって羽田と浜松町を結ぶ東京モノレール線が走っています。眼の前を横切っているのは旧東海道。歩いて行けば(その内に)京都に着きます。(笑)

反対側、京急線の高架を見ています。その先が第一京浜。

これは2017年(平成29年)9月に閉店してしまった「嫁すし」さん。漁師のおかみさんたちがやっている寿司屋、というネーミングで、マジで安くて美味しかったのです。特にスペシャル大名丼(900円/税別)は、日によって微妙に具が変化しますが、すし飯を大盛りにしてもらわないと食べきれないくらいに具沢山の海鮮丼でした。筆者は一時期この辺りに通っていた事があったので「嫁すし」はランチでしょっちゅう食べていたのです。懐かしいけど、もう食べられません。

※2017年6月撮影

閉店情報を知って、慌てて食べに行った時の「スペシャル大名丼」(900円/税別)の写真がありました。すごいでしょ? これで900円(税別)です。

※2017年9月撮影

駅に戻ります。階段の右側には、ビジネスホテル東横INNがあります。

久しぶりに青物横丁に来ましたが、飲食店はけっこう入れ替わっていました。昔からあったという雰囲気の「町の中華屋さん」も無くなってしまった様です。寂しいですね。経営者がかなりの御高齢だった事を思い出して、仕方無いのか・・・。と感慨に耽りながら次の駅を目指します。

【駅ぶら03】京浜急行09 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)