横浜の歴史に出会います【駅ぶら03】京浜急行43

2020.05.15

京急東神奈川駅を出ると高架線を下って地上に降ります。右からJR線が近づいてきます。京急東神奈川駅から1.0kmで神奈川駅。相対式ホーム2面2線。奥に跨線橋があります。横浜駅まで0.7kmと近く徒歩圏内。京急電鉄さんのデータでは全72駅の中では安針塚駅に次いで利用者の少ない駅です。2018年の乗降人員は、4,872人/日。

ここからは【駅ぶら】カットになります。上りホーム、浦賀方面を見ます。跨線橋には階段しかありません。

こちらは品川方面。

駅名標。この駅名の歴史が古いのです。何と日本で最初の鉄道が走り出した1872年(明治5年)の新橋駅~横浜駅間正式開業前に、品川駅~横浜駅(現・桜木町駅)間で仮営業が行われた際に神奈川駅が設置されています。関東大震災で二代目横浜駅が倒壊、三代目横浜駅になって東海道本線のルートが変更され神奈川駅は廃止されます。このオリジナルの神奈川駅は、京急神奈川駅から南に200mほど行った場所にあった様です。

一方で、1925年(大正14年)神奈川駅は京浜神奈川駅になります。この神奈川駅がよく分かりません。

1929年(昭和4年)京浜神奈川駅~横浜駅が仮開業。1930年(昭和5年)現在神奈川駅がある場所に青木橋駅開業。京浜神奈川駅が廃止され、青木橋駅を京浜神奈川駅に改称。

1956年(昭和31年)京浜神奈川駅を神奈川駅に改称。1971年(昭和46年)下りホーム側の斜面を削ってカーブを緩くしました。ホーム延長工事も実施。1992年(平成4年)駅舎が「神奈川宿歴史の道」に位置していることから「清水の舞台」をイメージしたものに改築されます。しかし、何故「清水の舞台」なのか分かりません。

※撮影が駅名改称の2020年3月14日以前なので京急東神奈川駅が旧名の仲木戸駅です

筆者自身、書いていても神奈川駅の変遷がイマイチ分かった様な分からない様な気分です。要は現在の神奈川駅は、青木橋駅が古い駅名を受け継いで神奈川駅に改称されたということですよね。確かに駅のすぐ横は青木橋です。

上りホームの階段には、車いす用の昇降装置を使用する場合は階段が一時的に閉鎖になることが掲示されています。

改札口も狭いですね。

改札口を外から。入札は一人分しかありません。

1999年(平成11年)関東の駅100選に選ばれた認定が掲出されていました。

駅を出て駅舎を見ます。確かに意図的なデザインを感じます。なかなかシックです。

駅舎の横には「神奈川宿歴史の道」の札が立っています。

さ~て、第一京浜(国道1号線=東海道)を渡って「神奈川宿歴史の道」を探索してみましょう。

【駅ぶら03】京浜急行44 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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