※2014年3月撮影

トップ画像は、網走駅ホームに到着したキハ40-733。

定刻に北見駅を発車。緋牛内駅で列車交換しました。北見方面に向かうキハ40-1736+の2両編成。製造時はキハ40-170でした。ワンマン化でキハ40-736に改番、さらに2011年(平成23年)機関と変速機換装と車体の修繕が行われてキハ40-1736に再改番されています。しかしキハ40系だらけで嬉しい。

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※2014年3月撮影

※オリジナルの縦型写真を加工してあります

緋牛内駅は、1912年(大正元年)網走本線の駅として開業。背後の倉庫? 金華の駅名標のバックとほとんど同じ建物ですよね。倉庫かな。

※2014年3月撮影

緋牛内駅のある端野町は、小学校の社会科で習った「屯田兵(とんでんへい)」が1897年(明治30年)に入植して始まったエリア。畑作(タマネギ)で有名です。駅を中心にした半径500mの円内には42世帯91人が暮らしています。(2010年国勢調査)

女満別駅。無人駅ですが、右に立派な駅舎が見えます。大空町立女満別図書館の一階に駅待合室が入居しているのです。

空港があることで地名の女満別を知っていましたが、空港は隣の西女満別駅から2kmほどの場所にあります。しかし西女満別駅から交通機関が無いので空港利用者は網走駅からバス利用(30分)が多い様です。

※2014年3月撮影

駅所在地の大空町は女満別町と東藻琴村が合併してできた町、空港があるから大空と命名されています。人口は1950年代に1万6千人を超えてピークでしたが、2010年以降は、半減して7千人近くまで減っています。北海道で人口が増えているのは札幌近辺の極めて例外的なエリアだけなのです。

女満別駅の北側には網走湖がありますが、車窓からは見えませんでした。網走湖の東に呼人駅があります。終点網走駅の一つ手前です。

※2014年3月撮影

呼人駅から網走駅に向かう途中で左側車窓に網走湖が見えました。残念ながら写真はありません。

11:46、網走駅に到着。上川駅から5時間半キハ40-733に乗ってきたワケです。特急オホーツクが写っています。たぶんキハ183系です。

※2014年3月撮影

※オリジナルの縦型写真を加工してあります

もちろん、網走に初めて来ました。駅前に出てみましたが、北海道の他の都市と特に変わらない佇まいです。この後、青春18きっぷ鉄道旅で全国の地方都市を巡りますが、平準化というのか、どこに行っても基本的にはチェーンの居酒屋が並ぶ駅前がのっぺり広がっているのです。網走駅には残念ながら駅そばはありませんでした。駅前の蕎麦屋さんでもり蕎麦を食べました。

※2014年3月撮影

ここまで乗って来たキハ40-733。屋根に見えているのは電子フォン?

8※2014年3月撮影

わお! 何と知床斜里行がこのキハ40-733と判明。さらに旅を共にします。行先標が「網走-知床斜里」に付け替えられていました。

※2014年3月撮影

縁のあるキハ40-733に乗って知床斜里駅に向かいます。

 

(写真・文/住田至朗)