※2014年7月撮影

トップ画像は、高崎駅ホームに入線する吾妻線列車。2018年(平成30年)で運用を終了した国鉄115系電車。

高崎駅東口ペデストリアンデッキ。33℃以上ありました。暑いです。

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※2014年7月撮影

上越線、吾妻線の発車案内。先に特急「草津1号」万座・鹿沢口行が出ます。普通列車までは、30分くらいあります。

※2014年7月撮影

ここで吾妻線の歴史を簡単に。元々は、1945年(昭和20年)年、群馬鉄山(1963年/昭和38年閉山)の鉄鉱石を運ぶ貨物線として上越線渋川駅から長野原駅(現・長野原草津口駅)間が長野原線として開業します。順次旅客営業も開始。

長野原駅から群馬鉄山のある太子(おおし)までは日本鋼管専用線が敷設されましたが1952年(昭和27年)国鉄に移管、1954年(昭和29年)旅客営業を開始しますが、群馬鉄山閉山後1966年(昭和41年)貨物が廃止。1967年(昭和42年)長野原線は電化されます。1970年(昭和45年)長野原駅から西に延伸で駅構内改築で太子駅までは休止され1971年(昭和46年)に廃止されました。

1971年(昭和46年)大前駅まで開業。吾妻線に改称。信越本線豊野駅までの延伸計画は未着工のまま断念されています。

高崎駅ホームです。国鉄時代末期に登場した近郊型211系直流電車。この年の3月からグリーン車を繋がない短い6両編成での運用になっていました。

※2014年7月撮影

こちらは、2016年(平成28年)で運用が終了した107系電車。R18編成。上越線11:32発水上行です。

※2014年7月撮影

トップ画像の115系がホームに入ってきます。写真が下手だなぁ。もう少し広めに撮るつもりが思ったよりスピードが出ていたのでした。

※2014年7月撮影

115系の先頭車両。残念ながら吾妻線はトンネルが多いので運転室のブラインドが降りていて前面展望は撮れません。

※2014年7月撮影

以降は行き帰りに撮った後方展望写真を適宜組み合わせて前面展望風に再構成しています。

岩島駅、後方展望。この先、八ッ場トンネル手前で新線が分岐します。

※2014年7月撮影

左に新線の橋梁が見えてきます。

※2014年7月撮影

新線は左に進み吾妻川を渡り対岸に行きます。しかし、指が入っているのはトンだ失敗です。ガラスの反射を掌でカットしようとして上手くいかなかった・・・。

※2014年7月撮影

2020年5月現在、まだ新線に乗っていません。乗りに行きたいなぁ。7月の青春18きっぷのシーズンが待ち遠しい。でもコロナ・ウィルス感染拡大が終息していないと鉄道旅は難しいかな。

※2014年7月撮影

これが旧線の樽沢トンネル。7.2mの日本一短い鉄道トンネルでした。しかし、写真失敗してるし。このトンネルを撮りに行ったと言っても過言では無かったのです。情けない・・・。

※2014年7月撮影

旧線の川原湯温泉駅、渋川側からの後方展望です。1946年(昭和21年)川原湯駅として開業。1991年(平成3年)川原湯温泉駅に改称。上りホーム側に引き込み線がありました。

2014年9月24日、撮影からちょうど二ヶ月後に営業を終了。南西に約1.5km、高低差で約70m高い場所に移設された新駅で10月1日営業を再開しました。

※2014年7月撮影

吾妻線で唯一残っていた旧木造駅舎。駅の開業前、昭和18年(1943年)の建造です。

※2014年7月撮影

この場所も八ッ場ダムが完成すれば深い湖底になります。

※2014年7月撮影

川原湯温泉駅から大前側に少し進んだところで上に架かる不動大橋を写しました。見難いので黄色いラインを付けましたが、あの辺りまで湖面がくるというコトでしょうか。ここは水底です。

※2014年7月撮影

※オリジナルの写真が縦なので加工してあります

さて吾妻線旧線がもう少し続きます。

(写真・文/住田至朗)