夏の富良野は久しぶり【50代から始めた鉄道趣味】324
※2014年7月撮影
9:37、滝川駅を出発。富良野駅までは全駅が列車交換できます。
滝川から7.2km、東滝川駅(244世帯586人)。1913年(大正2年)幌倉駅として開業。1954年(昭和29年)東滝川駅に改称。1982年(昭和57年)跨線橋設置、無人化されました。
※2014年7月撮影
東滝川駅で列車交換しました。キハ40-757「快速ワンマン」。1984年(昭和59年)製造のキハ40-125。JR北海道に継承されてワンマン化・改番。
※2014年7月撮影
富良野駅(1,277世帯2,839人)に着きました。駅名標の「しまのした」駅(13世帯26人)は2017年(平成29年)ダイヤ改正時に信号場になりました。そのため隣駅の野花南(のかなん)駅(73世帯158人)までは19.4kmもあります。
「がくでん」学田駅(12世帯40人)は富良野線の駅です。
※2014年7月撮影
※オリジナル写真が縦なので加工してあります
富良野駅で観光客は降りて車内はガラガラになりましたが、不思議なコトに1両増結して2両編成になります。キハ40-1776が貫通扉を開けて後方に近づいてきます。
※2014年7月撮影
後側です。
※2014年7月撮影
増結作業中。
※2014年7月撮影
※オリジナル写真が縦なので加工してあります
作業完了。釧路に向かいます。
※2014年7月撮影
富良野駅構内にニセコエクスプレス車両が留置されていました。キハ183系気動車をベースにJR北海道が1988年(昭和63年)自社の苗穂工場で改造しました。新千歳空港駅とニセコ駅間のスキー列車として企画されたものです。JR車両初のプラグドアが採用されました。2013年(平成25年)から2014年7月までキハ183系「北斗」のエンジン・トラブルによる長期運休の代替車両として運転されました。撮影は2014年7月30日、8月からは運休していたキハ183系が運行再開になりますから、運用の最終段階に入っていたのでしょうか。外観が少々ヤレています。
※2014年7月撮影
ニセコエクスプレスは2017年(平成29年)に運用終了。2018年(平成30年)に解体されましたが、先頭車両のキハ183-5001はニセコ町の有島記念館に静態保存されます。
では出発します。メーカーのサラリーマン時代、デモ用のハイビジョン映像素材を撮影に富良野に来ました。しばらく滞在して夏を満喫しました、それ以来の富良野です。
※2014年7月撮影
山部駅(309世帯755人)です。1900年(明治33年)開業という歴史のある駅です。1988年(昭和63年)に改築された駅舎。1994年(平成6年)には無人化されました。
※2014年7月撮影
2番線ホームには、1911年(明治44年)建造という煉瓦造のランプ小屋が残されています。
※2014年7月撮影
天気は良いし、風景はノンビリしていて、夏の北海道が満喫できます。
今夜は七夕ですね。天の川が見えると嬉しいなぁ。
※筆者は既にコラムなどで今回の青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格などは2014年当時のものです。
※駅名の後の()内は、駅の周囲半径500mの円内に住む住民数です。(2010年国勢調査)
(写真・文/住田至朗)