14時間34分の鉄道旅!【50代から始めた鉄道趣味】422

2020.10.13

※2015年8月撮影

トップ画像は、この日豊橋駅からの移動中、大垣駅で見かけた樽見鉄道ハイモ330-701。登場直後の地元商工会ラッピング列車です。

飯田線は中部天竜駅の先で天竜川と分かれ大千瀬川沿いに山間部の谷間を南に進みます。浦川駅からは相川に沿っています。

出馬(いずんま)駅。個人的には難読駅名だと思います。駅の南側に出馬地区がありますが、駅所在地は、静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川。

前駅の上市場駅からの駅間が飯田線では最短の0.6km。ところが次の東栄駅までが7倍の4.2kmもあります。相川の流れる谷間がとても狭いので山間部に人家がほとんど無いのです。1934年(昭和9年)開業。「浜松市統計書」によると2018年(平成30年)の乗車人員は2人/日。この駅までが静岡県、次の東栄駅からは愛知県に入ります。

※2015年8月撮影

東栄駅には一風変わった駅舎があります。東栄町には、鎌倉時代から伝わる国の重要無形民俗文化財「花祭」があって、祭の鬼面をモチーフにしてデザインされているそうです。東栄町の中心部(旧本郷町)は北に5km以上離れています。

※2015年8月撮影

東栄駅は1933年(昭和8年)三信鉄道の三輪村駅として開業(駅所在地は設楽郡三輪村大字畑)。その後三信三輪駅に改称。1943年(昭和18年)の国有化で飯田線の駅となって三河長岡駅に改称(駅所在地は設楽郡三輪村大字長岡になっていました)。1956年(昭和31年)に東栄町に編入されて現在の東栄駅に改称されました。現在の駅所在地は、東栄町大字三輪。

調べても分からないのですが、東栄町駅を出てから車窓に不思議な建造物(廃墟?)が見えます。

※2015年8月撮影

手前まで架線が引かれている様に見えます。何らかの設備跡であると思われますが謎です。

※2015年8月撮影

写真を撮っていませんが、三河川合駅までが三信鉄道が敷設した区間でした。三河川合駅から大海駅(旧長篠駅)が鳳来寺鉄道が敷設した区間になります。

本長篠駅。1923年(大正12年)鳳来寺鉄道の鳳来寺駅として開業。1929年(昭和4年)鳳来寺口駅に改称。1943年(昭和18年)の国有化で飯田線になって駅名も本長篠に改称。1968年(昭和43年)までは廃止された豊橋鉄道田口線の起点でした。

※2015年8月撮影

ホームに保線員の方々、何かトラブルが発生したのかな?

※2015年8月撮影

大海駅。鳳来寺鉄道の南側の終点。出発は、1900年(明治33年)豊橋駅から豊川鉄道が敷設した終点駅大海駅として開業。1903年(明治36年)長篠駅に改称。1923年(大正12年)鳳来寺鉄道が三河川合駅まで開業。1943年(昭和18年)国有化で飯田線になり大海駅に再改称されました。

※2015年8月撮影

岡谷駅から大海駅まで既に5時間34分。ほとんど立ちっぱなしで車内をウロウロ撮影していましたから流石に「電池が切れ」ました。オナカもペコペコです。豊橋駅まであと1時間。写真を撮らずに座席に座って休憩しました。

16時16分、飯田線に6時間31分乗って豊橋駅に到着。名鉄電車です。旧国鉄のキオスクがホームにあります。平井信号場~豊橋駅間は名鉄名古屋本線と飯田線の供用区間なのです。

※2015年8月撮影

2番ホームを貨物列車が通過。

※2015年8月撮影

まだ50台だったとは言え、早朝5時25分に中央線武蔵小金井駅から乗って既に9時間41分です。豊橋から東海道本線で米原に18時41分着、北陸本線敦賀行と福井行を乗り継いで、21時9分にようやく宿営地の福井駅に到着。実に武蔵小金井から14時間34分かかって、638.7km各駅停車に揺られました。

どうかしている、としか思えません。(笑)今の筆者にはとても無理です。

明日は、九頭竜線(越美北線)に乗ります。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2015年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)


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