タッチしやすい自動改札機イメージ 画像:JR東日本

JR東日本は9月、新宿駅と高輪ゲートウェイ駅で「タッチしやすい自動改札機」のQR実証試験を実施する。

「タッチしやすい自動改札機」はJR東日本が導入する新しい改札機。車いす利用者や子どもが利用しやすいようにICカードタッチ部とモニター部が斜めに配置されており、それと分離する形で新たにQRコード読み取り部が設置されている。シームレスな移動の取組の一環として開発された。

2020年2月より新宿駅 新南改札、高輪ゲートウェイ駅 改札で実証試験を行っていたが、QR券に関しては新型コロナウイルスの影響により試験を延期していた。これを以下の日程で再開する。

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新宿駅:2020年9月9日(水)~20日(水)
高輪ゲートウェイ駅:2020年9月15日(火)~29日(火)

※高輪ゲートウェイ駅では24~27日は実証試験を行わない。

実証試験では試験用のQR券(紙媒体・スマートフォン)での使いやすさやQRコード読み取り部のかざしやすさ、改札通過への影響などを幅広く評価する。新宿駅では同社社員が、高輪ゲートウェイ駅では一般モニターが試験を行い、高輪では同社から利用者へ協力をお願いする場合もあるという。

「タッチしやすい自動改札機」はQR実証試験期間中も通常のIC専用改札機として利用できる。試験の終了した2020年10月~12月にかけて順次撤去する。

鉄道チャンネル編集部