阿波海南駅が境界駅に、連絡乗車券も発売中止へ DMV導入で変わる阿佐海岸鉄道
阿佐海岸鉄道は2020年10月26日(月)、阿佐東線とJR四国牟岐線の境界駅を変更すると発表しました。
10月現在の境界駅は海部駅ですが、11月1日(日)からは阿波海南駅に変わります。阿佐東線へのDMV導入により、阿波海南駅~海部駅間が阿佐海岸鉄道へ移管されることを受けてのものです。
JR四国と阿佐海岸鉄道との連絡乗車券も10月31日出発分をもって発売終了となり、11月1日出発分からは、JR券は各駅~阿波海南駅まで発売、阿佐海岸鉄道は海部駅~甲浦駅のみの発売となります。JRグループとの企画乗車券の取り扱いは従来通り。阿波海南駅~海部駅はDMV運行開始まで無料で利用できます(きっぷはありません)。
阿佐海岸鉄道の気動車運行は11月30日をもって終了し、12月から当面の間は阿波海南駅~甲浦駅間で代行バスを運転します。
DMV導入に伴い、JR四国牟岐線では牟岐駅~海部駅間で施設工事等を実施中。2021年1月末まで同区間で代行バスを運行する予定でしたが、12月1日からは阿波海南駅で阿佐海岸鉄道の代行バスに乗り換えるかたちになります。
鉄道チャンネル編集部