常磐緩行線イメージ 写真:tarousite / PIXTA

今日の鉄道トップニュースはこれ。一年後の話になりますが、JR東日本が車庫回送線を使用してE7系の自動運転試験を行うようです。将来的には無人運転も視野に入れているようで、人手不足への対策として技術開発が進められています。

同じJR東日本の今後の予定を見てみると、2020年度末ごろから常磐線各停(綾瀬~取手間)で自動運転が始まります。なぜ常磐線かといえば、直通先の千代田線ですでにATOが導入されているから、というのが大きい。山手線でもE235系で自動運転試験が行われており、内回り外回りともに全て自動運転で運行します、という日もそう遠くはないのかもしれません。

都心とはまた事情が異なりますが、JR九州の香椎線でも昨年末~本年1月下旬まで自動運転の試験走行を行っていました。自動運転はローカル線生き残りの切り札ともいえるもの。早期に導入できれば延命につながる可能性もあり、期待を寄せる方も多いことでしょう。