野川の不動明王【駅ぶら04】多摩湖線03
※2020年11月撮影
トップ画像は、国分寺駅からすぐの都立殿ヶ谷戸庭園の添水(そうず=ししおどし)。なかなか凝った高雅な佇まいでした。いいですねぇ。水琴窟とならんで自宅に庭があれば(ないけど)欲しいな。
都立の優美な庭園を出て南に歩きます。横は都立殿ヶ谷戸庭園の一部が市民の公園(もちろん無料)になっています。
※2020年11月撮影
国分寺崖線の部分を道路が斜めに下って国分寺街道に合流します。国分寺崖線は、太古の昔に多摩川が武蔵野台地を削った約30km続く河岸段丘です。今でもその約35%に雑木林が残り、野鳥などの貴重なすみかになっています。武蔵小金井、筆者の実家近くの「はけ」でも夏夕方になると大好きな蜩(ひぐらし)が鳴きます。
※2020年11月撮影
国分寺市内の恋ヶ窪辺り、国分寺崖線の湧水に源を発する野川が流れています。野川を渡る不動橋。
※2020年11月撮影
不動橋のたもとに庚申塔と不動明王と刻まれた石碑がならんでいます。
※2020年11月撮影
延享二年(1745年)二月十八日と庚申の日の記年銘のある庚申塔。国分寺村講中として11人の名前が刻まれています。青面金剛と三猿が典型的です。左の不動明王はいつ、誰が建立したのか不明ですが、江戸時代からある不動橋の名前の元になっています。
※2020年11月撮影
不動橋の横に野川の説明があります。多摩川の支流です。
※2020年11月撮影
度々言及していますが、筆者の実家から武蔵野公園を流れる野川は徒歩数分。桜の時期は多くの人が訪れます。
※2015年撮影
これが不動橋からの野川、上の写真の辺りまで、ここから数キロでしょうか。
※2020年11月撮影
国分寺駅に戻ります。この時期は落ち葉を集めるのがタイヘンそうですね。
※2020年11月撮影
国分寺駅南口に戻ってきました。
※2020年11月撮影
ようやく多摩湖線に乗ります。JR改札口の右に西武線の改札口。
※2020年11月撮影
南北自由通路の反対側には国分寺線のりばもあります。こっちからだと多摩湖線まで遠回りになるので要注意です。
※2020年11月撮影
ではメインの改札口から乗ります。
※2020年11月撮影
この国分寺駅(国分寺線・多摩湖線)、萩山駅(多摩湖線・新宿線・拝島線)、小川駅(拝島線・国分寺線)、東村山駅(新宿線・国分寺線・西武園線)を巡る路線は、この運賃表を参照いただくのが最も分かり易いと思います。
※2020年11月撮影
【駅ぶら】は西所沢駅から狭山線で西武球場前駅、そこから山口線”レオライナー”で西武遊園地駅まで来ました。
多摩湖線で国分寺駅から西武遊園地駅に向かいます。その後、再び国分寺駅から国分寺線で東村山駅、東村山駅からは西武園線で西武園駅という順番でまわります。
では、次回に続きます。
(写真・文章/住田至朗)