竹本社長が来場を呼び掛ける映画PRビジュアル(写真:銚子鉄道)

銚子電気鉄道は2020年12月11日、同社が制作した映画「電車を止めるな!~のろいの6.4km~」の2021年1月の上映スケジュールを発表した。目玉は北海道初上陸で、1月19、23、24の3日間、札幌市中央区南2条西5丁目のサツゲキで上映される。

銚子電鉄が、約2億円に上る変電所の大規模修繕経費を捻出するために編み出した起死回生の経営危機脱出策。クラウドファンディングで集めた500万円の資金で、「超C級(銚子級)」をうたうホラーエンターテインメント映画を制作した。いわゆる自主制作のため、銚子電鉄は上映館を探して映画会を開催する。

札幌での映画会のうち、初回の1月19日は先行上映で19時スタート。銚子電鉄の竹本勝紀社長が舞台あいさつする。鑑賞券には同社の1日乗車券とお土産のお菓子が付く。23、24日は13時の上映開始。

このほか、2021年1月は千葉県成田市の成田HUMAXシネマズ、神奈川県横須賀市の横須賀HUMAXシネマズ、東京都豊島区の池袋HUMAXシネマズの3劇場で上映する。スケジュールは各劇場のホームページなどで。

文:上里夏生