再生医療のRMDC、富山大学 イメージワンと全自動細胞培養装置を共同研究開発_初の医学 工学 生物学 融合で挑む

2020.12.15

再生医療支援などを主事業とする RMDC(https://rm-dc.com/)は、富山大学、イメージワンの3者共同で研究契約を締結。細胞組織培養技術と全自動細胞培養装置の開発に着手した。

3者の共同研究は、再生医療分野で細胞や組織や臓器の培養に必須の全自動培養装置の研究開発がコア。

初年度の取り組みは、「◆細胞培養用試薬の研究開発」「◆培養上清の高品質化の研究」「◆細胞活動を増大させる培養条件の開発」を主軸とし、移植用組織・臓器の培養につながる、細胞培養条件を改善するための要件の洗い出しと、技術的課題の解決をめざす。

また、2023年度までに本格的な日本国内臨床医療現場での実用化を目標に、初年度での生物学的技術課題の洗い出しと解決の成功をめざす。

さらに海外展開し、国際競争力を強化するために、培養装置としては世界初の「◆検体情報のみならず自動化プログラムなどを高度に保護するセキュリティ」「◆5G技術や量子暗号技術などを応用した通信」「◆臨機応変に対応できる制御方法」「◆既往歴・家族歴等の医療情報や培養情報等を統合して個別にプロトコールの最適化を可能とするAI」といった技術を実装し、実用化へむけて開発を加速させる。

工学的技術と生物学的技術の両面の融合が必要

RMDC、富山大学、イメージワンの3者は、再生医療の可能性が広がりつつある現在、細胞培養をより安全で一定した品質で生産できる環境を確保するため、全自動培養装置の開発のための研究をすすめる。移植用組織・臓器の開発をめざし、共同研究を加速する考え。

全自動培養装置の開発には、セキュリティ、通信、制御、AI、培養技術など、工学的技術と生物学的技術の両面の融合が必要といわれている。

安心・安全な培養環境の構築、経済性の追求、国際競争力の強化を念頭にした装置開発が求められ、かつ工学的技術と生物学的技術の高度な融合をめざすRMDCとイメージワンは、医療面からの再生医療と工学面からの再生医療を同時にすすめている富山大学とも締結。ことし11月から3者で共同開発が始まった。

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