JR東日本の観光列車「SATONO」が6月、「R(リゾート)-SATONO」として五能線で初めて運行します。普段と違う車窓から、春の風景を楽しむことができそうです。

「SATONO」は2両編成のHB-E300系ディーゼルハイブリット車両を使用した観光列車。普段は南東北の宮城県・福島県・山形県で運行しています。かつて青森県で「リゾートあすなろ」として使われていた車両をリニューアルし、2024年4月に営業運転を開始。1号車は緑基調、2号車は青貴重のデザインで、それぞれ山野や河川など南東北の豊かな風土を表現します。

「R(リゾート)-SATONO」の運行日は、2025年6月5日(木)からの6日間。2両編成・全車指定席で、普段は「リゾートしらかみ」が走る五能線の秋田~弘前間を結びます。

【参考】五能線の観光列車「リゾートしらかみ」が只見線に乗り入れ! 福島県とJR東日本が協力
https://tetsudo-ch.com/13000477.html

停車駅は、八郎潟駅、東能代駅、能代駅、あきた白神駅、岩館駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅、深浦駅、千畳敷駅、鰺ケ沢駅、陸奥森田駅、木造駅、五所川原駅、陸奥鶴田駅、板柳駅、藤崎駅、川部駅です。
(※千畳敷駅は「R-SATONO3号」のみ停車)

これまで「あいづSATONO」は郡山〜喜多方間、「いろどりSATONO」は仙台〜山形間、「だてSATONO」は仙台〜女川間を運行してきました。

五能線「SATONO」の運行時間(画像:JR東日本)

(SATONO 写真:katsumi / PIXTA)

(旅行や観光の情報や、ニュースをお届け! 鉄道チャンネル )

【関連リンク】