運がよければ、あの新幹線ドクターイエローと、高速貨物列車スーパーレールカーゴがいっしょにみえる―――そんな現場がある。3密回避し、緊急事態宣言が解除されたら行きたい場所のひとつ。

どこかというと―――大井中央陸橋。住所は東京都品川区八潮3丁目2。東京モノレール 大井競馬場前駅から歩いて15分。

この住所でGoogleマップ検索し、赤枠で囲まれて表示される。このエリアが、新幹線大井車両基地と東京貨物ターミナル駅。

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この南北にのびる巨大車両基地を、東西にまたぐ陸橋が、大井中央陸橋。この陸橋から見える光景が↑↑↑の画像。

仕事を終えて休む新幹線電気軌道総合試験車 923形 ドクターイエローが、たまにいる。車庫に入ってるときもある。

ドクターイエローに会えなくても、新幹線N700系の群れを上から見下ろせる。これも迫力がある。夜もきれい。

この新幹線車両基地を見下ろせる歩道から、さらに海側へちょっと歩くと、標準軌(新幹線)の線路群からこんどは狭軌(JR在来線)のヤードがみえてくる。

これが東京貨物ターミナル駅

昼間の大井中央陸橋からは、大井機関区で休む高速貨物列車スーパーレールカーゴ用M250系電車 Mc250 M251 などの姿がみえたりも。

スーパーレールカーゴは、ここ東京貨物ターミナルと、大阪の安治川口を、最高速度130km/hで結ぶ高速貨物列車 50レ・51レ。

下り列車は東京貨物ターミナルを23時14分に出発し、安治川口駅に5時26分着。真夜中の東海道線を駆け抜け、6時間12分で東京と大阪を結んでしまう。

昼には、その編成両端につく電気機関車(制御電動車)などの姿があったりする。予備車の可能性も……。

―――東京の巨大車両基地で休む、新幹線と貨物用機関車。どちらも大井中央陸橋の歩道からみえる。

◆17年目の東京―大阪 特急コンテナ列車 スーパーレールカーゴ、その速さと環境性
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