17年目の東京―大阪 特急コンテナ列車 スーパーレールカーゴ、その速さと環境性

2020.11.28

東京貨物ターミナルと安治川口(大阪)を最高速度130km/hで結ぶ高速貨物列車「スーパーレールカーゴ」。

2004年に臨時高速貨物列車として同区間を走り出し、50レ・51レと定期列車化され、ことしで17年目。

まずは佐川急便が2004年3月にリリースした公式発表を。

特急コンテナ列車「スーパーレールカーゴ」が正式運行を開始(2004/03/16)

「モーダルシフトの一環として、佐川急便と日本貨物鉄道が共同開発した特急コンテナ列車「スーパーレールカーゴ」が、3月13日(土)より正式運行を開始しました。

スーパーレールカーゴは、日本初の電車型貨物列車で、駆動モーターを備えた電動車を4両組み込むことにより加速性が向上し、東京−大阪間を約6時間で結びます。

毎日深夜に10トントラック56台分に相当する16両編成(28コンテナ)の列車を東京−大阪間上り下り各1本を運行し、年間で1万4000トンのCO2削減を見込んでいます。

同日には、東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)・安治川口駅(大阪市此花区)にて出発式が行われ、両駅より第一便が出発しました」(佐川急便)

スーパーレールカーゴの車両、JR貨物M250系電車などのプロフィールについてはまた別で記すとして、今回は東京~大阪を6時間で結んでいる現在について。

現在の時刻表をみてみよう。

スーパーレールカーゴ下り51列車のタイムライン

高速コンテナ貨物列車/日曜運休

東京貨物ターミナル2314発、川崎貨物、横浜羽沢を経て、相模貨物(001)、静岡貨物(114-116)で2分停車、愛知県に入り稲沢(322-324)でも2分停車。

JR西日本エリアに入ると、東京近郊よりも平均速度を一気にあげて東海道線を突っ走り、終点の安治川口駅には526に着く。

先行する福山レールエクスプレスを追い抜く

このスーパーレールカーゴ51レが出発する28分前、2246に東京貨物ターミナルを出発する高速コンテナ貨物列車53レが、「福山レールエクスプレス」吹田貨物ターミナル行き。

この福山レールエクスプレス53レは、後ろから迫ってくるスーパーレールカーゴから逃げるように走るも、西浜松では12分差、稲沢(328-330)で逆転され6分遅れて53レが着発。吹田貨物ターミナルに534に着く。

東京貨物ターミナルから吹田貨物ターミナル駅まで、スーパーレールカーゴと福山レールエクスプレスを所要時間で比べると、スーパーレールカーゴが5時間57分、福山レールエクスプレスが6時間48分。所要時間差51分。

走る速さは違えど、東京と大阪の間を、青いスーパーレールカーゴと、緑の福山レールエクスプレスが、東海道を深夜を、毎晩ともに駆けている。


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