「ヴァージン・ハイパーループは、高速で快適な旅にむけてシステムを構築中。われわれのシステムは、高速鉄道の3倍、従来の鉄道の10倍以上の、時速1000km/hを超えるスピードで乗客と貨物をポッドで運ぶイメージだ」

いま世界中で最もホットで新しい高速列車(!?)、ヴァージン・ハイパーループ(Virgin Hyperloop)。

その近未来のイメージ動画「Virgin Hyperloop Passenger Experience」が公開された!

ADVERTISEMENT

ヴァージン・ハイパーループは、真空状態のチューブのなかをポッド(筒状のゴンドラ)が宙に浮いた状態で高速で走る、高速浮揚式輸送システム。

「チューブ内は、気圧を海抜20万フィートに相当するまで下げ、ほぼ真空の環境をつくる。真空に近いと空力抵抗が大幅に低下し、最小限のエネルギーで高速化を達成できる」

すでにアメリカ西部ネバタ州にテスト用の路線(DevLoop)が敷設されていて、そこで11月に実際に人を乗せて試験走行を実施。そのリアル動画↓↓↓が公開されている。

↑↑↑イメージ動画でわかるように、ヴァージン・ハイパーループはポッド単体で走行し、本線のようなメイン路線は列をなして突っ走る。そこから各分岐路線へは、単独もしくはグループで分岐していくイメージ。

しかもビジョンでは、「5分以内に巡航速度1000km/hちかくまで達成するモータを搭載。この浮上システムは、現在稼働中の世界最速リニアモーターカーと比較し、8倍以上効率的」という。

――― ニッポンの新幹線もまっ青なヴァージン・ハイパーループ(Virgin Hyperloop)。今後の展開がめっちゃ楽しみ。