「駅そばロボット」の改良型が登場――

JR東日本スタートアップとコネクテッドロボティクスはJR東日本フーズと協力し、進化した「駅そばロボット」を「そばいちペリエ海浜幕張店」に導入すると発表しました。

新たな駅そばロボットは昨年「そばいち nonowa 東小金井店」で行った実証実験で得られた知見を元に改良を加えたもので、ロボットアームを2本に増やすことで前回の3倍以上の生産能力を獲得。1時間あたりのそば生産量は150食に。

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1本目のロボットアームが生そばを番重から取出しテボ(茹でザル)へ投入、2本目のロボットアームが茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を行います。この完全自動化により店舗全体の約12時間分程度、従業員約1人分以上の作業量を代替でき、安定した品質の駅そば提供につながるとのこと。

ロボットアーム2本を活用した人と協働調理できるロボットの実店舗導入は日本初。コロナ禍でロボット調理の重要性が高まっていることもあり、2026年までにJR東日本フーズが運営する駅そば店舗30店への導入を目指します。なお、「そばいちペリエ海浜幕張店」への導入は2021年3月10日(水)の予定です。

鉄道チャンネル編集部
(※写真:JR東日本スタートアップ)