東京は緊急事態宣言下の5月19日水曜日、成田空港を7:59に発つ総武線快速線・横須賀線経由、大船行き(成田空港 3710F 千葉 710F 東京 711S 大船)。

鎌倉車両センター所属 E235系 クラF-09編成 グリーン車サロ234-1009(横浜寄り)に乗る。

クラF-09編成は、ことし2021年3月に総合車両製作所(J-TREC)でつくられたばかり。

成田空港を出たときは、サロ234-1009 2階席は窓際に2人。1階席は窓際に1人。

客室のガラスまわりや天井は、E217系グリーン車に比べてメタル感が強い印象。

車内LED証明のカバーもE217系のプラ製から鋼製の丸目網タイプに変わり、室内窓枠もアイボリーに塗られたつやありタイプを採用している。

ひじかけの先端にAC100V 60Hz 2Aのコンセント、車内無料Wi-FiのJR-EAST FREE Wi-Fiが入る。

市川で特急待避、東京で乗務員交代、品川で…

津田沼で1階・2階とも窓際席がすべてうまる。車端部にある平屋客室は窓側も通路側もほぼうまった。

市川で成田エクスプレス4号新宿行き(2004M 2204M)を待避し3分ほど停車。この大船行きクラF-09編成3710Fの14分後8:13に成田空港を出た特急をここ市川で先に行かせる。

市川から2階席は、2列ともうまる座席が2〜3列。客層は年齢性別もばらばらで、スーツ姿の男性は新聞を広げ、女性はノートパソコンを開ける。

新小岩では1人が乗車し、錦糸町からは客の流れが下車客へと転じる。

馬喰町や新日本橋でも客が降りていき、東京でこれまで乗車していた客のほぼ7〜8割が降りた。

そして東京で乗務員が交代。車内アナウンスの肉声が変わる。

さらに品川で大きな業務用スーツケースを転がすグリーンアテンダント(グリーン車乗務員)が乗務し、品川を出てすぐに改札業務につく。

この日の千葉方のグリーンアテンダントは、車内販売など省き改札業務のみで巡回。東京までで2回、姿をあらわした。

武蔵小杉駅のホーム増設工事をみながら横浜へ。横浜につく前、サロ234-1009の2階席は乗客5人。そのうち4人が横浜で降りた。

(画像は報道公開時のクラF-01編成)