※2021年3月撮影

トップ画像は、新宿線新所沢駅下りホームの各駅停車本川越行。前回書きましたが狭山市駅で鉄道車両の写真が撮れていなかったのでピンチヒッターです。

狭山市駅橋上駅舎に上がって改札口。この駅にも天井に採光のトップライトがあってとても明るく開放感を感じます。

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※2021年3月撮影

改札口の外は、東西自由通路になっています。

※2021年3月撮影

まずは東口に行ってみましょう。「狭山茶」のフラッグが下がっています。【駅ぶら】では買物をしないと決めていますが、唯一の例外が狭山茶です。生産量のほとんどが地元で消費されてしまうため、狭山市に来ないと狭山茶は買うことが出来ないのです。狭山茶が飲みたい!

※2021年3月撮影

以下余談です。

岩波文庫『陶庵夢憶』は愛読書ですが、5世紀末に生きた下戸の張岱先生は、お茶を愛してやまない。お酒で身を亡ぼすヤツは下品であり、お茶で生活破綻する方が遥かに高雅であるというワケの分からない理屈。(笑)

斯く言う私もお茶が大好き。日常はタップリの深蒸し茶を冷水に12時間。さらにその茶葉を90度の熱い湯で煮出した濃い茶を冷やしてブレンド。それを冷蔵庫にいれて1日に2リットル飲みます。夜のアルコール以外はほとんど日本茶を飲んでいます。

もちろんお茶の最高峰は凍頂烏龍茶です。台湾の高級住宅街を散歩していてふらりと偶然入った御茶屋さん。観光客など全く来ないエリアです。そこで主人が煎れてくれたお茶が「寿命が100年延びるよ」という言葉通りの馥郁たる香り。現地価格で100g2万円くらいする超特上でしたが茶器といっしょに200g購入。帰国してしばらくは天上に遊ぶ思いを味わいました。幸い漢字でコミュニケーションできたのでFAX番号を聞いてきて追加注文しましたが、残念ながら連絡がとれず。台湾でも同程度のものは滅多に入手できないと茶屋の主人が言ってました。日本で100g10万円くらい出せばあるかもしれませんが貧乏なので静岡産の深蒸し茶を飲んでいます。お茶で身代を持ち崩してみたいもんです。

閑話休題。

狭山市駅を出ます。

※2021年3月撮影

階段にも茶畑が描かれているのかな。

※2021年3月撮影

駅前通りの方に歩きます。

※2021年3月撮影

駅前通りの南側を眺めています。実はお茶屋さんを探していました。

※2021年3月撮影

東口駅前ロータリーです。

※2021年3月撮影

10分ほど南に歩きましたがお茶屋さんは見当たりません。諦めて駅の方に戻っていたら白山神社がありました。

※2021年3月撮影

ここで神様に挨拶していたら嬉しい展開がありました。それは次回。・・・って昔の連続ドラマみたい?(笑)

(写真・文章/住田至朗)

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。