JR東日本は2021年7月13日、東京2020オリンピック期間中における臨時列車の運転計画変更について発表した。

7月9日時点で首都圏21線区の「終電以降の深夜帯の臨時列車の運転」は取りやめると発表されており、その他の路線については東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と調整した上で決める、とされていた。

今回の発表により、競技会場の最寄り路線で計画されていた大会期間中の臨時列車および、五輪開始前の7月21日・22日に予定されていた臨時列車はほぼ取りやめとなったことが明らかになった。

予定通り運転する線区も

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ほとんどの臨時列車運転が取りやめになった一方で、当初の計画通り運行するケースもある。

伊豆MTBコース最寄りの東海道線・伊東線では7月26日・27日に臨時列車を増発。宮城スタジアム最寄りの東北本線(利府線)・仙石線・仙山線でも、同スタジアム開催日に臨時列車を運転する。

東北新幹線に関しては、宮城スタジアムでの開催にあわせた臨時列車が運転取りやめとなったことで「夜行新幹線」は幻と消えたものの、福島あづま球場の無観客開催にあわせて、7月21日・22日の午前中に「やまびこ」「つばさ」を通常の臨時列車として運転する。こちらも運転時刻などは6月30日時点の発表から変更なし。

「JR東日本アプリ」の経路検索へは7月20日頃にデータが反映される予定。

鉄道チャンネル編集部