【木造駅舎カタログ】山陽本線007/16 吉永駅

2021.08.16

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陽本線吉永駅。左右が逆ですが上郡駅と同じ、袴腰(半切妻)屋根です。

妻側に大きな木があって妻壁が見えませんね。キレイな瓦屋根ですが平入りの出入口がややミスマッチ、雰囲気を壊している様に感じました。

※個人的な感想です

※2020年8月撮影

吉永駅は、1891年(明治24年)山陽鉄道の駅として開業。1906年(明治39年)国有化され、1909年(明治42年)山陽本線の所属駅になっています。2016年(平成28年)JR西日本岡山支社管内区間に運行管理システム導入によって無人化。この無人化は隣の三石駅と同じタイミングです。2018年(平成30年)ICOCAエリアが拡大され、簡易型自動改札機が導入されました。

※2020年8月撮影

袴腰屋根の微妙な細部が見えるこちらの角度の方が魅力的です。山陽本線になってから駅舎の窓に付けられていた鉄格子が隣の三石駅から無くなっています。

※2020年8月撮影

山陽本線上郡駅まではJR西日本近畿統括本部の管轄でしたが、三石駅からは岡山支社管轄です。窓の鉄格子の有無がその事と関係あるのか否かは、わかりません。

※2020年8月撮影

駅出入口。建物資産標がありました。大正15年4月の記載。1926年です。短い6日間だけの昭和元年が1926年12月26日から始まりました。

※2020年8月撮影

余談です。2020年7月号で94年の歴史に幕を降ろした現存する最古の写真雑誌「アサヒカメラ」の創刊が建物資産標と同じ1926年(大正15年)4月でした。

1990年代半ばに登場したデジタルカメラは、2000年代に入ると高画素数化や小型化競争が激化。携帯電話の付属カメラの高画質化も進行し、わずか10年ほどでフィルムを使用するいわゆる銀塩カメラはすっかり駆逐されてしまいました。もちろん好事家や本当にフィルムでなければ撮れない写真が存在するため銀塩カメラも絶滅は免れています。

昨今は、InstagramやLINEなどでデジタル写真を公開することがすっかり習慣化。むしろ動画の公開がYouTubeなどで中心になっています。筆者の様な老人にはついていけないスピードで時代は進化しているのです。

だからこうして細々と大好きな木造駅舎の写真をならべています。

駅正面、駅前広場は岡山県道404号線につながっています。

※2020年8月撮影

全く個人的な趣味ですが、駅前の理容所の低い位置にある瓦屋根が何だか気になりました。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は安全最優先、あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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