【木造駅舎カタログ】山田線05/78 茂市駅

2021.10.17

※2020年9月撮影

トップ画像は、山田線茂市駅。何故公園の木の下から撮影しているかはすぐに分かります。

駅舎の西側から見ると駅舎の前にバス停の上屋がべったりあることがわかります。周囲は山です。2010年(平成22年)12月、山田線に乗った時に撮影すれば良かったのですが、山田線は運行本数が少ないので簡単に下車できなかったのです。

※2020年9月撮影

この上屋が正面から駅舎、特に駅名標を遮ってしまうのです。この駅舎と左に見える構内跨線橋は、既に解体撤去されています。筆者の訪れた2020年9月の時点で構内跨線橋は既に閉鎖されて使用できない状態になっていました。

※2020年9月撮影

茂市駅は、1934年(昭和9年)開業。1942年(昭和17年)には小本線(後の岩泉線)が開業。山田線との乗り換え駅になります。度々風水害で山田線、岩泉線は不通になります。2010年(平成22年)岩泉線は土砂崩れで不通になり、2014年(平成26年)に廃止されました。

筆者は2010年(平成22年)夏の青春18きっぷで岩泉線に乗りに行く予定を起てていましたが、愚図愚図しているウチに不通になってしまい、結局そのまま岩泉線が廃止されてしまったのです。筆者の鉄道旅では最大の痛恨事です。まさか廃止されるとは・・・。

2018年(平成30年)茂市駅は無人化されました。既報の通り、旧木造駅舎は解体され2021年2月には小さな待合室だけの駅舎になっています。まだ筆者は、新しい駅舎を見ていません。コロナ・ウイルス感染拡大が終息したら山田線にも久しぶりに乗りたいのですが。

※2020年9月撮影

上屋の下から駅名標。

※2020年9月撮影

駅へのエントランスから木造駅舎全体。トップ画像は右の公園から撮影したモノです。この眺めはもう存在しません。何とも寂しい気持ちになります。

※2020年9月撮影

駅前にあった消火栓。これは撤去されていないかな。

※2020年9月撮影

茂市駅から国道に向かう県道115号線沿いの廃業した商店の琺瑯看板。ナショナルというブランドは現在存在しません。かつての松下電器産業、現在のパナソニックです。もう白熱電球も作られていません。

※2020年9月撮影

銚子のヤマサ醬油は現在も同じロゴではないでしょうか。「醬油はヤマサでなければダメ」という頑固な友人がいます。

さて、山田線の木造駅舎が改築されるというニュースで慌てて2020年9月に撮影に訪れました。行きがけの駄賃ではありませんが、このまま三浦半島に帰るのももったいないので東北新幹線で短くなった東北本線、盛岡駅~東京駅の木造駅舎や、大好きな釜石線の木造駅舎を撮りながら帰ります。次回は釜石線の木造駅舎です。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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